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2014.07.25
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カテゴリ:軍事
一夢庵 怪しい話 第4シリーズ 第929話 「地震兵器学2」

 核兵器を地中で爆発させると、地震のような振動が生じることは地下核実験などで知られている現象ですが、これを書いている時点より以前に発覚しているというか公認されている地下核実験に伴う人工地震で最大規模とされているものは、1992年に亜米利加がネバダ州のネバダ実験場で行った際に24キロ離れた地点で観測されたマグニチュード5.6規模のものになります。

 米国が地震兵器を実用化しているという噂が生じる由縁の一つもまた、米軍が地震断層の近くで地下核実験の類を行った時期があったことと無縁ではなく、下手をするとスーパーマンが西海岸を持ち上げなければならなくなりかねないような実験結果が生じた可能性も頭をよぎるものの、幸か不幸か過去に亜米利加政府が国内で行った地下核実験や人工地震実験などなどでは(日本人の感覚だと)それほどたいした地震を発生させるには至っていないと書いてよさそうです。

 ただし、スマトラ島沖地震の際に、欧羅巴の国の中から亜米利加の人工地震説を主張する国が複数出てきたというのは実話ですし、少なくとも、その根拠として指摘されることもありますが、近辺の亜米利加海軍が利用していた基地というか艦艇や兵員などに被害が生じていないことや、”大規模地震が生じることが分かっていたかのようなその後の対応”の迅速さが疑惑を呼んだところもあるようです。

 もっとも、米軍が(事前に考えられる範囲ではありますが)あらゆる可能性を考慮して事前に作戦を立案し、必要な物資をストックしたり、搬送経路を確保しているのも実話ですから、大規模地震が発生してから"想定外”を連発し、責任を取るべき立場の人たちが責任を回避して逃げ回った上に、超・非常事態に最高責任者が岩戸篭りしてしまって指揮系統が麻痺した某国の方が”事前の準備にも非常時の対応にも真剣さが足りていない”だけかもしれませんが(黒い笑)。

 ちなみに、東北関東大震災が発生した直後から、人工地震説が流れているのですが、どのようにして人工地震を発生させることに成功したのか?に関しては、地球深部観測船”ちきゅう”が海底に掘った穴に小型の核爆弾をセットして爆発させたという説がかなり早い時期から流布しているのですが、地球深部観測船”ちきゅう”に関しては”日本沈没”の劇場版がリメイクされたときに作品中に登場していることからも想起しやすかったのかもしれません。

 もっとも、地球深部観測船”ちきゅう”の公表されている掘削能力は、水深三千メートルの海底から更に地中へ700メートル掘削することが可能(だいたい地下10キロ程度の穴が掘れる)とされているのですが、陰謀論者が口を閉じていることの一つに、掘削できる穴(掘削孔)の直径が20センチ程度しかないことがありますし、深さ10キロの孔を海底に掘れば1平方メートルあたり1万トン以上の水圧がかかることと併せて考えても、掘削孔に小型の原爆をセットして爆発させて人工地震を発生させたことが東北関東大震災を発生させるトリガーとなったという陰謀論に根本的というか技術的な無理があるな~と私なんぞは思います。

 一つの前提として、地震の中でも海溝型の地震発生メカニズムとして考えられている主流の理屈が、大陸(プレート)の移動で地殻の歪が次第に蓄積されていき、地殻がその歪に耐え切れなくなったときに地殻が”折れる”か”反発”する形でエネルギーの解放が生じる ・・・ とでもいったもので、この辺りの解説は"日本沈没”劇場版の初回版における劇中の解説がいまだに秀逸だと私は思います。

 そう考えていくと、過去の地下核実験で人類が発生させることに成功した最大規模の人工地震でさえマグニチュード5.6に過ぎで、これは東北関東大震災の余震よりも小さく、本震と比較すると推計値で12万6千分の1程度ですから、少なくとも直径20センチ未満の小型核爆弾を海洋の地中で爆発させることに成功していたとしても大規模地震を誘発するトリガーとしては機能しない規模と考えていいのではないかと私は思います ・・・ ま、別の意見をお持ちの方もおいでとは思いますが。

 核兵器が用いられたのではないか?とする説の一つの根拠として、東北関東大震災の際に通常の地震では発生することがまず無く核爆発だと確実に観測される超・短波が観測されている点があるのですが、逆に言えば、核兵器をトリガーとした巨大人工地震(兵器)説の根拠はそれくらいしかないとも言えます。

 ちなみに、そもそもが核兵器を使った人工地震兵器ではなく、人工地震を誘発するトリガーとしてある種の電磁波が用いられたのではないか?という説もあり、その中で人気があるのが、亜米利加のアラスカ州コナ近郊にある”HAÅRP(ハープ、高周波活性オーロラ研究プログラム)”という施設を利用したという話ですが、一応、ハープの管理と運営はアラスカ大学の所管になっていて、日本はもちろん世界中の大学や研究所などが研究に参加しています ・・・ というかいました。

 これを書いている時点というか、2013年の初頭にハープは閉鎖されていて、少なくともそれ以降は電波や電磁波の類を照射していないのは確かな話ですし、アメリカの会計年度が10月始まりということを考えると、2014年度予算にハープ絡みの予算が計上されていなければハープが再開されたとしても2015年の10月以降の話になる確率が高いかなと ・・・

・・・ ま、亜米利加の国の予算に関しては”非常時の特例”というか大統領権限で(後に議会の承認が必要としても)他の名目の予算の順序を入れ替えたり迂回させる形で流用したり予備費などから捻出させることが可能ですから目安に過ぎませんが。

 怪しい話的には、テスラの人工地震実験が暴走というか事前の予測を上回ったことで桑港大地震を誘発したという説を肯定していますから、ハープかどうかは別として、スマトラ島沖地震の頃から米軍は地震兵器を実用化しているのではないか?とかなり真剣に勘ぐっていますし、学校で教わっている科学常識と最先端の科学の現実が必ずしもイコールではなく、下手をすると100年以上遅れた情報を学校で教わって”自分は科学的な常識人だ!”と思い込んでいる可能性も否定していません(しみじみ)。

 ただ、周波数にもよりますが、単純な電磁波の照射で地殻が大規模に振動することが起こりうるのか?と考えると、電磁波そのものが地殻を構成している岩や石、水分などなどに吸収されて(ある種の電子レンジで温められたかのように)地表や地中の温度が(水分子などの振動で)かなり熱くなるのが筋というものですし、いわんや海水も広域で加熱されて海水温の上昇が起こりうるのは理屈というものではなかろうか?

 そして、そういった広域の地表や海水面などの温度上昇の異変というのはこれほど人工衛星が飛び回る時代ともなると宇宙から観測されても不思議ではありませんから、発生させる人工地震の規模が大きくなればなるほど事前に察知されやすく観測記録に残りやすくなると考えることに無理は無いとも思います。

 が、話をややこしくすると、2011年当時のハープからは超・長周波を照射することが可能で、これは数千メートルの単位で(海)水中にも入っていくことが可能ですし、地殻に照射すると毎秒2万回程度の振動を発生させることも可能だったりしますので、単純でない特定の電磁波の照射によって人工か天然かはともかく海溝型の地震が起こりやすい環境へと改変されていた可能性を捨てる必要もないかなと。

 更に、ハープに早い段階から地球規模の天候兵器説が流布していたこともあってか、ハープが何時、どのくらいの規模で長周波などをどの方向へ照射したかなどを観測している民間団体があり(観測結果はインターネットで公開されていた)、東北関東大震災のケースでは地震の前日に強力な長周波の照射が観測されていて、当時の電離層の状態から照射先は三陸沖(ではないか)と予測されてもいたのですが、不思議なくらいこの手の話を日本のマスゴミが取り上げることは無いようですな。

 ただ、ハープからの超長周波照射だけで東北関東大震災規模の巨大地震が発生しえるのか?と考えると、必要となるエネルギー規模から考えると無理があるような気がしてくるのも確かな話で、最後の一押しをした”超短波を発生させた何か”があったと考えたほうが無理が無いかなと。

 もちろん、その場合でも核兵器の可能性は極めて低いですから、湾岸戦争の頃から囁かれている米軍のプラズマ兵器の類か、海軍の艦艇に実戦配備が始まったレーザー砲や実用化された電磁砲(レールガン)などを候補として考えておいた方が現実的な時代なのかもしれません ・・・ 常識的な日本人からすればここだけでも十分にSFチックな話だとは思いますが。

 噂レベルの話だと、プラズマ兵器の類を搭載した攻撃型有人人工衛星というか、地球周回軌道上に事実上の常駐型の宇宙戦艦を亜米利加は配備し終わったから世界規模で展開していた米軍の規模縮小を加速させているという話があり、ハープが閉鎖された理由もまた宇宙空間から各種の超長周波を含む電磁波を照射できるだけの施設の運用が始まったためという話もありはします。

 で、結局のところ、地震兵器というのは実用化されているのか?と聞かれれば、実用化実験が終了ないし実用化されていると考えないと辻褄が合わない状況になってきているのではないかと思わないでもありません ・・・ が、流れている情報のどこまで本当かはさだかではありませんし、逆にすべてが駄法螺の類であってもさほど驚きませんが、何しろここは怪しい話ですから”面白ければなんでもあり”という方向でネタを収録しております(笑)。

(2014/07/25)





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Last updated  2014.07.25 13:39:49
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