昨夜録画していた『日本史サスペンス劇場』を観ております。
最終回の番組内容は、「会津の悲劇」。
戊辰戦争の中で最も熾烈を極めた会津戦争。
新撰組のスポンサーである会津藩は、薩長を弾圧したため、薩長に強い恨みを持たれてしまった。
その結果、降伏するまで薩長軍との熾烈な戦いになったと番組の中では説明されてました。
2年前の新春ドラマ『白虎隊』で、“幕末のジャンヌ・ダルク”と呼ばれた射撃主・山本八重や、最後まで戦い抜いた会津娘子隊(あいづじょうしたい)、そして城内でけが人を介抱した照姫・・会津戦争は、女性たちによって支えられてきたんですね。
城下町が燃えていることを城が燃えていると勘違いし、自刃した白虎隊ですが、幼い頃から武士としての矜持を厳しく叩き込まれ、空腹と激しい戦闘という極限状態に置かれて、正常な判断なんてできやしないですよね・・。
熾烈を極めた極限状態の中で、照姫や八重達は必死に戦いましたが、降伏までに多数の犠牲者が出ました。
100年以上前の話ですが、今世界で起きている内戦や紛争の裏側では、多くの女性達や子ども達、そして少年達が血と涙を流しているのかと想像すると、戦争の愚かしさや恐ろしさを感じます。
100年以上経っても戦火は絶えず、内戦や紛争、テロに脅える世界。
平和はいつ、この世界に訪れるのだろうか・・と、番組を観終わってから思いました。
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最終更新日
2024年03月11日 12時52分42秒
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