文字コードの話(7)EBCDIC
文字コードに、EBCDIC(エブシディック)といわれるものもあります。●「汎用コンピュータ」の発売と同時に発表 EBCDICコードは、「汎用コンピュータ」の標準コードとなっています。 スーパーコンピュータなどは、特定の処理だけを効率よくできるよう設計された「専用コンピュータ」です。 それに対して、「汎用コンピュータ」は、汎用性(広くどこでも使える特徴)があり、広くさまざまな範囲の計算に利用できるコンピュータを指します(ただし、明確に決まったものではありません)。 IBM社が1964年に発売した「System/360」が初めての汎用コンピュータといわれており、それと同時に発表されたのがEBCDICです。 ●1つの文字を8ビットで表す ですからEBCDICは、IBM社によって開発された、IBM製のネットワーク・オペレーティング・システムで採用される文字コードです。 汎用コンピュータでは標準コードになっています。 1文字を6ビットで表すBCDコードを日本独自に拡張してカタカナが加えられており、EBCDICは1つの文字を8ビットで表します。