|
テーマ:アフリカ生活(205)
カテゴリ:Liberia(リベリア)のこと
西アフリカ、リベリアの助産婦学校の教師生活が二週間過ぎたころ。
隊員としての活動範囲の広がりと共に、私の日記の登場人物がどんどん増えてきました。 私がいた田舎町、ズエーデルには私のほかに、日本人が4人いました。 私の先輩隊員○○さん→私に引継ぎをするために、半年間任期を延長。もうすぐ、任期が終了する。 家政の△△さん→婦人子供服の先生。我が家から歩いて40分位の、職業学校の宿舎に住んでいる。 電子機器の●●さん→私と同期。△△さんと一緒の、職業学校の宿舎に住んでいる。 農業の☆☆さん→△△さん、●●さんとともに、職業学校に住んでいる。 これが、また、みんな良い人。 いつも、後ろ向きな私が、ズエーデルで暮らし続けることができたのは、この4人のおかげです。 では、また18年前の日記へ、どうぞ。 今日は日記と、それに貼り付けた当時の写真も一緒に。 夜、みんな(注:上の4人プラス私)集まって、パーティ。 ディア肉(しか肉)と、ご飯と、オクラスープ。 たけのこと昆布の炊いたのと、いそじまんと、梅おかかと、フライドポテトと言う、信じられないメニュー。(注:喜んでいるのです) 食後に、カウティプラム(マンゴ)と、ジャーマンプラム(マンゴ)と、ポポ(パパイヤ)を食べてしまった。 最近、体重が××キロになりつつある。 やばいなあ。 夜中に目が覚めると、胃液が上がってきて、胸焼けして、いつも食べ過ぎたらなる症状だ。 トイレへ行って、胃腸薬を飲んだ。 朝、胃のほうは落ち着いているが、少しムカムカする。 今日から、食べるのを控えようと思う。 ところで、最近、変な夢を見る。 4日くらい前までは、よく日本の夢を見た。 まだ心の中では、自分がリベリアにいることを認めていないんだろう。 ところが、おととい、日本で私が学生に教えている、という夢を見て、少し学校と言うものを意識し始めて。 昨日は、黒人のおばちゃんや、いろんな国種の人々がぎゃーぎゃーと文句を言ったり、怪我をしていたり、泥棒も出てきて、少し、汚い夢だった。 今の自分は、何かにもがき、苦しんでいるんだと、つくづく思う。 なんとも、慎ましやかで、それでいて、素晴しい「パーティー」でしょう。 みんな、私が落ち込んでいることを知っていて、口には出さず、こうして、大切な日本食を出して、もてなしてくれたのだと思います。 電子機器の●●さんは、私と同期で、同じようにスタートにたち、困ったこともあったでしょうが、のんびりしたキャラクターで、愚痴をこぼすこともありませんでした。 このズエーデルにいる日本人は私たち5人だけ。 電気はなく、ランプの灯火が照らす木製のテーブル。 そこには、まだまだ若かった私たちの、優しさと食欲が溢れていました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[Liberia(リベリア)のこと] カテゴリの最新記事
|