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世界と時差時差というものは厄介な物である、中には国境を越えたり時差の変わり目の緯度を越えると1時間時計を進めたり早めたりして時差ぼけが生じることがあり迷惑な存在です、 韓国では日本と時差を30分つけるという法案が提出されたことがある、この法案は成立しなかったようだが。 台湾本島は台湾本島は東経120度以東にあるにもかかわらず日本と時差を1時間(経度15度ごとに1時間の違いが生じる標準時は東経135度である)ある。厳密に言えば日本との時差が生じないにもかかわらず、 シンガポールやマレーシアは東経105度以東にあり日本との時差が本当は2時間あるにもかかわらず1時間にしている、タイからマレーシアやタイに行ったときには軽い時差ぼけを覚える、 またイギリスとフランスなどのヨーロッパ大陸の間でも同経度上で時差が1時間もある。 ロシアでは東西が長いために時差が11時間もある、 アメリカでも東部と西部では3時間時差があり、カナダでは西部のバンクーバと東部のニュフアンドランド島との間に4時間30分も時差がある、 ブラジルも国土が広大なために時差が2時間ある、 国土が広大な国は時差が普通は有るにもかかわらず中国では時差は北京時間しかない、普通ならば2~3時間あるのに、 時差がないために不便なために中国の西部のウイグル自治区では2時間も時差をちゃつかりと非公式に設けている、 日本にも時差があった日本は植民地だけではなく沖縄にも昔は時差がありました。 日清戦争で勝利したために台湾などの領土を割譲したための領土は従来よりも更に東西に伸びた為、北海道と台湾の間では時差が生じてしまう事になります。そこで明治28年12月28日に政府は勅令第167号(標準時ニ関スル件を公布し、東経120度子午線を基準にした「日本西部標準時」(以下、「西部標準時」を新設しました、従来の統計135度にある明石の標準時を「日本中央標準時と改めたのです。「西部標準時」は、「中央標準時」より-1時間(グリニッジ世界標準時より+8時間)とされ、台湾本島・澎湖諸島等からなる「台湾」と、先島諸島(八重山・宮古・尖閣諸島)に適用されました。しかし沖縄本島の那覇と石垣島の間で1時間の「時差」があると言うのは、不便であるために、昭和12(1937)年9月24日、政府は『昭和12年9月24日勅令第529号を公布し、41年間用いてきた「西部標準時」を廃止しました。 第1次世界大戦の勝利により得た南の南洋群島独自の標準時が定めらました。日本本土の「中央標準時」と同じ東経135度子午線を基準とした「南洋群島西部標準時」、東経150度子午線を基準とした南洋群島中央標準時、東経165度子午線を基準とした南洋群島東部標準時の3つが加わりました。「日本の南洋群島統治が正式に認められた大正8年から昭和12年迄の約20年に間、委任統治領と本土では五つもの「標準時」が存在していた事になります。 しかし戦争に負けてしまい植民地などの領土を失ってしまったために日本は明治28年以来時差のない国へと戻ってしまいました。 厳密に言えば日本にも時差は存在します、日本の標準時は135度で一番東にある南鳥島(北方領土よりも東)にあり、東経153度59分12秒です。原理的には経度15度で1時間の時差が生まれます。 この島にアメリカのコーストガードも駐留していたときアメリカのコーストガードはウエーク島の時間(日本よりも2時間早い)を使っていたそうです、 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2004.10.06 09:29:50
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