もし石油文明の後に何かしらの文明があるとすれば、
それは自然エネルギー利用ということになり、
経験的には使用可能エネルギーは現在の1/10になると思ってよい。
そういう時代にこそ、
無駄を省いた、一本筋の通った理論性の高いスピーカーが必要になると思う。
70年代のスピーカー技術の延長に多重駆動スピーカーというものがあった。
これも河村氏の設計になるものだが、この続きを次世代に引き継いでもらいたい。
以下の図はラジオ技術1990年5~6月号からの転載です。
一般に振動板は駆動振動数を上げていくと、一定の姿態で共振する。
つまり、団扇を速く動かすと
しなるのと同じだ。
これは加えた電気信号とは関係ない音を出しているということなので、
音が濁って聞える、つまり歪が出る。
振動を加える場所と力を適正に調整すれば、この現象を解消することができる。
ということはすでに解っている。
試作機はすでに作られており、オーディオフェアで聴かれた方もいらっしゃるでしょう。
つづきをやろうという人も会社もでてきませんね。
もう、歯医者としてできることもないし、
子供たちのだれかが、引き継いでくれるかもしれない。
僕がとっからないといけないと思う。
しばらく、ブログはお休みですね。
まずは測定機械を作らなきゃ。。