70代女性、右上345欠損
僕がパッチン義歯と呼んでいるものはかなり使い勝手の良い義歯でオススメだ。
詳細は前回の記事に譲るが、
https://plaza.rakuten.co.jp/mabo400dc/diary/202209260001/
実際の製作過程はかなりバタくさいものだ。一般の方はもちろん体験学習程度の実習しかしたことのない歯科医師にとっても参考にはなると思う。
通法に従い口腔内でバイトを決め、作業模型を咬合器に装着する。
補強フレームとハイブリッドレジンで作成した人工歯は別途用意しておき
レジン床部分をワックスで作る
作業模型をフラスコにセットするが、僕は口腔内で調整するので副模型は作らない。
開輪して熱湯でワックスを洗い流し、加熱重合レジンを添入しプレスする。
加熱重合が終われば、割り出しの作業だ。この後研磨工程を経て、口腔内で調整セットする。
口腔内にセットしたところ