インド生活:南インドの政府公認の優良孤児院を訪問2
こんにちは19日(日)に家族で孤児院「GRACE KENNETT FOUNDATION」を訪問した話の続きインドでは、昔は、「結婚の際に女性側が全てお金を払う」風習があり、田舎や教養のない家庭、貧しい家庭では「女児はお金が掛かる」と、女児を嫌がる傾向があります女性でも教養を得て、働き、自分で稼いだお金で結婚するとか、男女が平等に結婚資金を払うとか色々な方法があるのに私が(2年前の)妊娠中に見た新聞では、マドゥライ郊外で、ある女性が3人目の子供を生んだら女児で、夫婦で赤ちゃんを殺し庭に埋めてしまった事件がありました妊娠した子が女児だと分かると、中絶可能時期を過ぎたにもかかわらず出産前に胎児を殺害してしまうこともあり先日逮捕された前州知事ジャヤラリターが前回州知事のときに(2001年-6年)、「女児を出産して育てられないと思っても殺害したりせず、施設に預けてください」という法令を定めたとか(説明が下手ですみません)と言う事で、「GRACE KENNETT FOUNDATION」でも、担当の方に聞き忘れたのですが、やはり、女児が多かった ですここでは 10月19日現在、32人の子供がここで生活していて そのうち9人は、近くの私立学校へ通っている(もちろん、学費もこの施設が支払い ここの施設も、子供たちが通う学校もクリスチャン系なので、支援関係があるのかも)↑大きい子たち用のコップを煮沸消毒中 哺乳瓶は、別の容器で煮沸消毒してました集団生活なので、一人でも病気になると大変ですからね今回、私自身は子供たちの写真を撮っていません 子供たちの写真は「GRACE KENNETT FOUNDATION」のフェイスブックページで誰でも見れるようになっていて、そのリンク先を「」に設定しますので、お手数ですが、「」をそれぞれクリックして、子供たちの写真をご覧ください↑学校へ行く子たちのお弁当箱&水筒 靴も、きれいな状態でしまわれてました学校へ通っている子たちの写真はこちら→ 前回の記事で書くのを忘れましたが、旦那が担当者の医師との話で、 「孤児だから」と惨めな思いをさせないために、子供たちには最善を尽くしている日本の児童養護施設の子供たちについての記述でも、「親が居ないから、という理由で苛められないように」特に服などは古いものを着せない、と書いてありました前にブログで愚痴った、義姉がくれた変なハーフパンツ3枚セット 義姉に返却したのに、「施設で誰か着るかも」と彼女から再び受け取った旦那確かにあれは新品だけど、施設の子達は誰もあんな変なの着て無かったよみんな、とっても可愛い綺麗な服を着ていました説明では、 昔と今で、ここに連れてこられる子供の数は変わっていない(ここ15年ほどでインドは急成長をしているけど、今も昔も変わらず、1ヶ月に2-3人が入所してくる ボランティアの方には、子供たちの食事の手伝い、シャワーの後の着替え、文字の読み書きを教えたり、歌を歌ったりなどを手伝ってもらっている 「心臓病の手術が必要」な女児、「心臓病と口唇裂の手術が必要」な女児がそれぞれ海外の夫婦への養子縁組が決まっていて、それぞれが養子となったあと、両親となる方々の費用負担の元、養子先の病院で手術が行われるそう9-10歳になるまでには、全ての子が養子縁組される(養子縁組されないまま大人になる子は居ない) 養子縁組される夫婦の年齢により、養子に出す子供を決める 高齢の夫婦では赤ちゃんの世話は難しいので、ある程度の年齢の子を養子に決める 双子や兄弟でこの施設に送られてきた子達は、双子や兄弟一緒に養子にもらわれるそうで、別々になることは無いそうです(ドラマとかだと、別々になったりしますよね)一番必要なものは何か、と聞くと、 オムツと粉ミルクは、いつでも大歓迎 ノートや文房具などは、入学時に学校側からもらえるので、そんなに必要ではない以下、写真をご覧になりたい方は、「」マークをクリックしてください6月24日:(マドゥライから少し離れている)プドゥコッタイから女児が入所(写真→)7月26日:施設で初めて、1度に5人の新しい子達が入所(写真→)8月19日:生後14日の女児が入所(写真→)9月11日:養子縁組(写真→)9月26日:約生後6ヶ月の男児が入所(写真→)↑この子は、昨日、施設の方が私たちに紹介されたのですが、市の外れに新しく出来た大きなバスターミナルに放置されていたとか とっても可愛い子で、こんな可愛い子をどうして と名前「サントス(Santosh)」は施設で彼に授けた名前で「幸福」という意味だそうです 名前の通り、幸せになってほしい9月26日:新しい子が入所(写真→)10月7日:口唇裂の手術が無事に終了した子供(写真→)10月7日:養子縁組(写真→)10月9日の朝の子供たち:(写真→)↑子供たちがとっても可愛い10月18日:養子縁組(写真→)日本にも銀行口座がありますので、気になる方は、こちらを参照してください→State Bank of India,Tokyo,JapanHPはこちら→GRACE KENNETT FOUNDATION「毎月100ルピーを1年間寄付していただけると、ミルクやワクチン、薬が買えます」と、小額でも子供たちの役に立つことができますと言う事で、我が家では、ネットで割引されているオムツをいっぱい買って、届ける予定ですこちらのランキングに参加しています応援クリック 宜しくお願いします