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Kacceの編集長とは取材の道すがら雑談をするのだが。
そこにときどき「オッ」と思う宝物を見出すことがある。 あくまでも私個人にとって。 月刊Kacceは今年の12月で創刊25周年を迎えるらしい。 その間に、他のタウン誌を発行している仲間などから Kacceは「毒にも薬にもならない」と言われることが多々あったとか。 「むしろ毒にも薬にもならないことに、オレは誇りを感じているの」と編集長。 ジャーナリズムとか、クーポンとか、そういう毒とか得とかいう話は、 他誌に任せたらいいじゃないかと。 そんなKacce、創刊時のキャッチコピーは「井戸端会議にひと味添えて」 いいなぁ、と思った。 毒にも薬にもならない…って、何の役にも立たないみたいだけれど、 読んで不幸になる人がいないってことだもの。 「井戸端会議にひと味添えて」というコピーには時代を感じるけれど(笑)、 生活者が井戸端会議で「あれこれ」言い合っている話の中に、知恵がころがっているかもしれない。 そこをKacce編集者が読者の代わりに拾っていくことこそ、「ひと味」なのだと思う。 それが極上の味になるかしまらない味になってしまうかは、これからの課題なのだろうな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.10.31 04:49:32
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