さて今日は、2021~22主力株概況シリーズです。今シーズンも「あの暴れん坊」がいよいよここで出てきました。(汗)
31位 6425 ユニバーサルエンターテインメント
(東JQS、12月隠れ優待株) ???
PF時価総額31位の上位銘柄は、パチスロ大手&フィリピンで手掛ける、総工費3000億円以上(建物及び構築物2690億円+建設仮勘定773億円、2021年12月期第2四半期報告書P11より)の超巨大カジノリゾート、 オカダマニラ に企業としての命運を懸けているユニバーサルエンターテインメント(旧アルゼ)です。
ここは 2017年 2018年 2019年 と3年連続でポートフォリオ1位でしたが、全世界を巻き込んだ新型コロナウイルスの影響で頼みの綱のオカダマニラが一時休止に追い込まれたことによる業績へのダメージが極大で2020年に株価が超暴落しました。
自分はその時にポートフォリオのリスク管理上の問題で耐え切れずに持ち株の大部分を投げました。ただ同時に「ユニバEには、依然として高い潜在ポテンシャルがある。」とも考えており、今シーズンも何とかここで登場してきました。
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思い返すと2020年は元々パチスロ事業の好調が「透け透けのスケルトン」で見えていたので、 もしもデビルコロナの襲来がなければ「パチスロ販売大幅増+フィリピンカジノ黒字化」の「利益急増コンボで株価急騰」というドリームシナリオの実現も十分にあり得た と思うのですが、 まさかのCOVID-19の世界的な流行のせいで、全ては水の泡&暗転 しました。我々夢見がちなユニバEホルダーに「運命の女神」がほほ笑んでくれることは残念ながらありませんでした。
私はユニバEの暴落の激動の中で、「血を吐くほどの記録的な実現損」を叩き出し、文字通り胃の内容物をリアルにまき散らしながらゲロゲロで逃げ出しました。
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「株式市場は、武運が極端になかったり、またそうじゃなくても当たり所が凄く悪かったらリアルに死んでしまうこともある、そういう本当に恐ろしいところなんだなあ。」と改めてまざまざと実感しました。
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ただ、自分の大切な片腕を思い切って切り落として敗走し、命からがらに回収した貴重な資金を ウィズコロナ銘柄 に思い切ってぶち込んで何とか窮地を凌げたため、私は何とか未だに元気にこのブログを継続出来ています。
つまり、ユニバEからの超主力撤退はやむを得なかった、そうじゃなきゃ自分は今頃リアルガチで死んでいた、ということですね。
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さてそんなスリラーなユニバEの現在の株価は2310円、時価総額1853億円、PBR0.51、自己資本比率は59.9%、今期最終赤字予想、配当利回り0%(0~50円)です。
ところでユニバーサルエンターテインメントは我々優待族の間では有名なことですが、隠れ優待で毎年趣向を凝らしたオリジナリティ溢れる優待品が戴けます。
そしてこの遊び心溢れる秘密の品物は、失脚した前会長のアイデアによる「岡田案件」かとも推測されていたのですが、新しく富士本(通称:ふじもん)体制となった2017年12月期以降も現時点では継続されています。早速最新となる2020年度の優待品を見てみましょう。
保有株数&継続保有期間に応じたオリジナルデザインクオカードでした。
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また「1000株以上かつ3年以上継続保有」の株主には、ユニバEが開発・製造した「紫外線照射装置」も頂けました。いやあ、完全に頭がおかCですね。(もちろん誉め言葉。)
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さて、ユニバEの今後ですが、全てはようやく再開に漕ぎ着けた「赤道直下の蜃気楼」 オカダマニラ 次第だと思います。頑張ってほしいですね。
2021~22主力株概況シリーズ 免責事項
2021~22主力株概況シリーズ は私が主力で勝負している銘柄について、本当にその価値はあるのか、私を投資家としての次のステージに連れていけるだけの力があるのか、「リスク・リワード比」が優れた最強で最上の頑健な銘柄なのか、何か見逃している弱点はないか、戦い続けるのに絶対に必要な「銘柄としての鮮度」が落ちていないか、などを多角的に検討する目的で書くものです。記事内容は一般的に入手可能な公開情報(ただしIRへの蛇の様にしつこい独自の取材内容を含む)に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものでは全くありません。また市場と個別銘柄の未来がどうなるかは誰にも分からないため記事内容の正確性は保証しません。そのため当シリーズに基づいて投資を行い損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100.0%御自身の判断と責任の元で行って頂きます様、伏してお願い申し上げます。