491417 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

猫多組(ねこたぐみ)

猫多組(ねこたぐみ)

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Profile

駄々猫

駄々猫

Calendar

Category

Favorite Blog

豊洲市場☆海鮮バイキ… New! ヴェルデ0205さん

Rakuten Card

Keyword Search

▼キーワード検索

Freepage List

Mar 12, 2009
XML
カテゴリ:映画・DVD
犬より猫派ではありますが、動物はだいたい好きなので、動物が活躍する映画も大好物。
予告編からして、コメディテイストでもあるし、喜んでお誘いに乗りました。

『マーリー、世界一おバカな犬が教えてくれたこと』

愛犬を通して結婚や家庭生活をめぐる普遍的なテーマを描き出し、世界中の人々に熱い共感を呼び起こしたジョン・グローガンの大ベストセラーエッセイ下矢印の映画化。

 

お互い新聞社で働くジョン(オーウェン・ウィルソン)とジェニー(ジェニファー・アニストン)は、子供を持つ前に犬を飼うべく、とブリーダーの元を訪れる。

そこで、人懐こいが出来が悪く、一匹だけセールわんこ(この翻訳は素晴らしいグッド)になっていたレトリバーの子犬を買うことに。

可愛いは可愛いが、なにかと騒ぎや面倒を起こし、家の中をめちゃくちゃにするマーリー。
躾けようと入った訓練学校でも、教師に呆れられ、退学になるというありさま。

そんなマーリーに手を焼きつつも、彼を巡る夫婦の大騒ぎを綴ったジョンのコラムは大人気に。
大きな事件や人物に関わり、第一線の記者になることに拘っていたジョンだが、子供が生まれ、日常的なコラムを書く内に、彼の考え自体も変化してくる・・・。

この作品は、マーリーの物語であるとともに、仕事と家庭、どちらを優先させるか、させたいか、させるべきか、迷い悩む一組の夫婦の物語でもある。
子供はいないし、彼らほどハードな仕事はしていないけれど、お互いフルタイムの仕事を持ち、家庭団欒や家事がおろそかになっている身には、頷ける部分も多かった。

深刻に描こうと思えばそうも描けるテーマを、おバカなマーリーが起こすトラブルに翻弄される二人、という笑いのテイストで包み、軽快で温かみのある作品に仕上がっている。

車から身を乗り出したマーリーが上半身を車道につけて歩くシーンとか、ジェニーのペンダントを食べてしまって、ジョンが排泄物の中を捜すシーンとかは、爆笑ものスマイル

一方で、動物モノの王道でもある「いつかは来てしまうお別れ」もきちんと描かれ、涙を誘う。

この映画自体が、ジョンが見つけた「日常生活におけるささやかな幸せの大切さ」を教えてくれているように感じた。

3月27日、TOHOシネマズ スカラ座他、全国公開





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  Apr 3, 2009 01:15:25 PM



© Rakuten Group, Inc.