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Sep 23, 2010
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【トップリーグ第3節】
 東芝ブレイブルーパス 40-7 豊田自動織機シャトルズ

 王者東芝が、初昇格豊田自動織機を圧倒しました。この日の東芝は、ハンドリングエラーが多かったです。それでもこの点差。アタックポリシーも明確で、ディフェンスも整備されている。全員が「同じラグビー」に向かって突き進んでいることがひしひしと伝わってくる一戦でした。

 今期の東芝ラグビーのアタックの厚みを支えているのが、2人目のサポートの早さです。今、トップリーグで最も早いサポートをするのが東芝。パス&サポートが徹底されています。

 サポートで大切なことは、次の展開をイメージするだけでなく、そのイメージに現実を近付けていくこと。「Imageするだけで終わるなCreateしろ」これは僕がジョッシュ(ブラッキー)と一緒にプレーして感じたことです。そんなことで、僕は現役時代、ランナーがラインブレイクすることを想定して、抜けても付き遅れないコースを走りながら、コンタクトがあれば体を入れ替え、帳尻を合わせていました。

 東芝はそれよりもボールの真後ろからのサポートを心がけているように見えます。これは、サポートプレーヤーがリンクだけで終わらず、さらにそこからボールを前進させるプレーをするためかと思います。

 簡単に言えば、サポートプレーヤーはボールキャリアよりも速いスピードで動かなければ、その差は詰まらないわけです。いかにいい読みをするか、がサポートの勝負。ひいてはそれがゲームの支配につながるのです。立ってボールを動かせる、というのはボールキャリアの意志の強さ、サポートプレーヤーの読みの深さの賜物でしょう。

 今は2人目の寄りが他のチームに比べ突出していますが、今後3人目の寄りのスピードが上がった時、まったく次元の違うラグビーになっていくと思います。

 対するシャトルズもブレイクダウンで健闘し、多くのボールを奪いました。1対1でのプレッシャーからか、不用意にボールに寄ってしまう場面が見受けられましたが、苦しい時こそ広がる意識を持てれば、また違ったゲームの進め方ができるのではないでしょうか。今後はテリトリー獲得がカギになりそうです。

 今期初昇格の豊田自動織機、NTTコミュニケーションズですが、トップリーグ参戦に向けていい準備ができていたことを感じさせる戦い方です。お互いアジア枠から人材を発掘し、戦力の補強も十分に行われています。いよいよトップリーグもこういう時代が来ましたね。

 以前も書きましたが、多くの情報が共有化され、インフラの整備が進み、組織では差が生じにくくなりました。そこにいる人間の判断、精度、こだわり、精神力がゲームの勝敗を左右するようになった。今期のトップリーグは、ここから一気に面白くなりますよ!





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Last updated  Sep 23, 2010 11:27:06 PM
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