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オンナを磨くココロと体の使い方

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2005年08月31日
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もりのいえさんから産後の過ごし方についてのご質問があったので
日記に詳しく書くことにしました。

整体出産だと産後は2,3日寝たきり(左右の骨盤が揃うまで)でトイレも行けないというかなり難しい条件ですが、
実際これができる環境にいる人は少ないよね。

でも「横になる」を出来るだけ心掛ければかなりいい状態になりますよ。
そして歩かなければならない時は骨盤に重みをかけない様、出来るだけ四つんばいで。

大切なのは「出来るだけ」ってところです。


いい出産を望むあまりに「歩いちゃったからもうダメだ~!」
「サラシまいちゃったからもうダメだ~!」ってなっちゃう事があるんです。
私自身も整体出産どころか、何しろ杉田玄白の帝王切開だったんで
「もうダメだ~」派だったのね。

あんまりにも「産後は寝ているべき!」「目を使わないべき!」
をやっちゃうと体の声が聞こえなくなっちゃうんだ。
子育てを楽しくするためには
「本能=体の声」に従うのがいちばん簡単で楽しい♪

産後の骨盤のポイントは「締める」以前に「固めない」「緊張させない」ことなので
「どうしよう」「これでいいのかしら!?」ってあんまり考えちゃうと
ぽかーんと出来なくなってしまって骨盤も緊張しちゃうのね。
でもそのぽかーんが一番大切で必要なの。
「よくわからないけど、いーやー、赤ちゃん可愛いし」くらいの気持ちでいたほうが結果的にはいいの。

産後は横になって休むことと目を使わないことは本当にたいせつなんだけど
それより大切なのは
普段以上にとっても本能的になってる、その体の声に従う事
つまり「やりたいようにする」事がとっても大切なんだ。
そして産後の体を回復させる一番の方法は
「赤ちゃんに気持ちを集めること」なんだ。
何時間おきにミルク、とかマニュアル通りに扱おう、とかではなくて
赤ちゃんは何がしたいかな~、気持ちいいかな~って、
わかんなくてもいいの。かわいいいいいいいって見てれば。
ただただドロドロに親バカになっちゃってくださいね☆

その上で「出来る範囲で」やっていただきたいことをお話しすると
産後、授乳の姿勢で望ましいのは「正座」です。
産後の体は柔らかいから、姿勢の影響を受けやすいの。
横すわりは捻じれちゃうし、あぐらだと後屈しちゃうのね。

だから最初は正座で、足がどうにも痺れてきちゃったら
何かお尻の下に挟むか、椅子に座りなおすかがいいです。

そして産後の骨盤を戻してくれる大切な筋肉が
オマタの筋肉、「骨盤底筋」と呼ばれる筋肉です。
そこがしっかりしているだけで骨盤に負荷さえかけなければ
骨盤はきれいに立ち上がってきてくれます。

そこで産後は会陰をきゅーっと締める体操をたくさんしてください。
ただし、痛いときはやらなくていいです。痛くない範囲で。
特に授乳中。(けっこう暇なんですよ、授乳中って)正座で会陰をキュー、キューって
上に引き上げるように締めてください。新生児のうちは授乳回数も多いので
「授乳の度にオマタの体操」って決めておくと、かなりこなせます。

あとは目を使わない事。
産後の骨盤は柔らかいから、ぼんやりテレビを見るだけでも「キュキュキュ~」っと緊張します。
これも、食事中家族を巻き添えにしてカリカリしながら「目は使えないの!」なんてテレビを消すまでしなくていいからね。
「出来る範囲」で、ね。

アタマの刺激も控えたいので、シャンプーも我慢できなかったらいいけど、大丈夫だったら極力控えてね。

サラシや骨盤ベルト、ニッパーは産院で強要されるケースが多いのだけど
できるだけサボってください。これも出来る範囲で。

とにかく「ぼんやり」と「可愛さドロドロ~」を大切に。
なかなか味わえない、普段と違う自分の体の感じ・心の感じを味わうことを楽しんでくださいね!













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最終更新日  2005年08月31日 15時28分49秒
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