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2013.01.07
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カテゴリ:生命科学

メタ思考を明確化するツール、マインドマップ

あるいは、早く的確に学術論文を書こうとする生命系若手研究者へのアドバイス


日頃のトレーニング

1.自分が投稿しようとひそかに狙っている雑誌、またはその同格の雑誌の論文を重点的に読む。
2.論文を一本読んだら、その読んだ内容、とくに論理構成とエッセンスを箇条書きにして、メモにまとめる
3.そのメモを、マインドマップに描き直す←ここがポイント

このとき作るマインドマップは、大きな枝が四方に4本伸びているマインドマップにすることが多いです、Piyota方式と名付けてます。
右上の枝→イントロ
左上の枝→結果項
右下の枝→ディスカッション項
左下の枝→実験項+書誌事項

2までは誰でもやると思います。3までやるところがポイントです。

いざ、自分が論文を書くとき

A、これまでの既知情報を箇条書きに書きだす
B、自分の実験結果(これから出そうな結果予定も含む)を箇条書きに書きだす
C、AとBをみくらべて、議論になりそうなポイントを箇条書きに書きだす
D、実験項に必要な項目見出しを箇条書きに書きだす

E、A~Dを一度マインドマップに書きなおす ←ここがポイント

マインドマップに書きなおす段階で、それぞれの項目の論理的つながりやツリー構造を再確認し、再配置する。大きな枝の配置は、上記Piyota方式を踏襲する。

F、Eを英文に書き下し、論文の体裁に整える。

注:Aは論文のイントロに、BはResultに、CはDiscussion、Dは実験項になります。それぞれの連環の大きな枝のなかでの樹状構造についても注意しながら、枝のなかの小枝ごと順番を入れ替えるのが、マインドマップを利用することのミソであり最大の利点です。

そのときに、実験項を除く3本の大きな枝のツリー構造が、対応した相似構造になるように、枝を刈り込んでやると、論文にしたときにバランスの良い論文になるということに、最近気づきました。たとえば、イントロで3つの話題を3つの順番にしたがって出したときに、それぞれに対応する自身の結果があって、それぞれに対応するディスカッションがある、みたいな構造が、理想です。書くときもわかりやすいし、読んでもきっと、わかりやすい。

さて、論文を読むときにマインドマップをつくるという日々の訓練が、訓練として機能するかもしれないのは、(すでに誰かがかいた論文)→(マインドマップ)の変形作業を日頃からトレーニングすることで、逆の思考工程・作業工程のスピードアップがはかれるかもしれない、からです。

どこだったか忘れたけれども、人間の脳というのはそういう双方向のフィードバックがかかるのだそうで。

ご参考

「ある生物系博士課程大学院生の日記」


日本語記事
(リンクからPDFが取れます)
平鍋健児 著 - 2009
情報の科学と技術 59(10), 498-504, 2009-10-01
社団法人情報科学技術協会


過去記事へのリンク
最近の英語論文の書き方:マインドマップを使おう - 楽天ブログ

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最終更新日  2013.01.17 20:18:12
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