少し前の話になりますが、7月28日(なにわ)の日は
「難波宮(なにわのみや)フェスタ!2007」ということで、
娘(年長)の子ども和太鼓チームがオープニングで演奏をしました。
場所は、大阪城の南、難波宮史跡公園。
ずっとここは空き地かと思っていました(ゴメンサナイ)。
低い石の建造物以外、草ぼうぼうで、いつも閑散としています。
難波宮フェスタ2007の日も、あれ?お祭りなのに、人っ子ひとり集まっていない。
(宣伝不足だ!)
朝10時の開演には、観客はわが子のビデオ撮影にいとまがない保護者と、
会場関係者のみ(悲)。
すでにジリジリと暑い日差しが照りつける中、気絶しそうになりながらも(フフ)
演奏を見守りました。
↑ ほとんどわからないと思いますが、向って一番左のちびっこが娘です。
実は、このイベントに参加した動機がありました。
この演奏が終わったら、考古学の大学教授が、直々に大阪歴史博物館の常設展へ
案内してくださるということだったのです。
この大阪歴史博物館。
上の画像では、左後方にそびえる建物です。
恥ずかしながら、平安京や平城京は知っていても、大阪に難波宮が
あったことは知りませんでした。
およそ1350年ほど前の飛鳥時代。
大化の改新の後、645年に孝徳天皇がここに移り住んだそうで、
石建造物の場所(赤いテント屋根の後ろに写っています)がまさに、
朱塗りの豪華な宮殿があったところだとは。
ただ、知らないのも仕方がないとのこと。
それまで史書には載ってたものの、所在地は不明なままであったそう。
発掘が始まったのも、最近のことらしいです。
まさに、「幻の」宮殿跡といった感。
さて、大阪歴史博物館の常設展を見てビックリ!
10Fの古代フロアは宮殿の一部を復元し、大きく立派な朱色の円柱が
立ち並んでいました。
古代の美しい衣装をまとった等身大の人形(官人)も並んでいます。
遺跡から掘り出された木簡や瓦、食器類なども所狭しと展示されていました。
9Fは中世近世フロア。
江戸時代の大阪がテーマです。
本物の大判小判を目の前に、子どもたちに「これが大判小判だよ!すごいね」。
その他にも、近代現代フロア、地下遺跡など、それはそれは素晴らしかった!
遊べる(ボタンを押したら光るような)ジオラマもたくさんありました。
教授が「ワクワクさせるようなエンターテインメント風に作りました」と
おっしゃっていた通りの出来ばえでした。
外人さんの姿もチラホラ見かけました。
特別展は行っても(今はペルシャ文明展をやっていますね)、
なかなか常設展目当てに行く人は少ないですね。
大人は600円で、中学生以下無料。
丁寧に見て回ると、半日はかかると思います。
珍しく体感できる楽しい歴史博物館です。
派手好きの?大阪らしいと言えば、大阪らしいです。
見ておく価値はあると思います!
お近くの方はぜひ足をお運びくださいね。
エアコン、ガンガンきいていて、すずしッい~ですよ(そんな問題じゃないか)。
大阪歴史博物館ホームぺージ
http://www.mus-his.city.osaka.jp/index.html
教授がおっしゃっていました。
たくさんの人にこの博物館のことを知っていただきたい。
宣伝しておいてくださいー!
...今日そのお約束を果たしましたよ♪
(本文は決して宣伝文句ではなく、率直な感想を述べました)
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