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カテゴリ:英語ゲームアイデア
2010年1月17日(日)13:30~15:00に参加した 「こども英語教育講演会」(ネリーズ主催)で、 一番衝撃を受けた講師が仲田利津子先生でした。 これをきっかけに私のレッスンは変わったのです! 仲田利津子先生は、IIEEC英語教師トレーニングセンター代表。 http://www.iieec.com/ 児童英語教授法MATメソッド考案者です。 MATメソッドの名前は耳にしていましたが、体験したのは初めて。 児童英語教師の育成や指導に長年尽力されてきた方です。 アメリカ生まれ。 UCLA卒業後、コロンビア大学大学院でTEFL(外国語としての英語教授法) を専攻。 業界では誰もが知る「Let's Go」シリーズの著者です。 教室や家庭でできるゲームやアクティビティが満載のテキスト。 楽しく遊びながらアルファベットや単語、発音、会話が学べます。 CD付。 「今日の講義は日本語でしましょうか?英語でしましょうか? どちらがいいですか?」と先生。 やはり、日本語が少したどたどしい? 第1言語は英語、第2言語が日本語だそうです。 講義はほとんど英語で行われました。 MATメソッドは本当に素晴らしいと思いました。 もちろん、たった2,000円の受講料。 1時間半の講義でしたので、さわりをちょっとかじった程度 だったでしょうが、それでも衝撃は大きかったです。 習った英語を生徒同士でどんどん使っていけるレッスンの工夫が大事。 そうでなければ、講師の英語をリピートしているだけのレッスンになります。 講師が与えるだけでは、生徒は覚えてくれないのです。 そのためには、もっと、プラクティスタイムを取り、 ペアワークを増やすことだと。 英語教室に来る日は年にざっと40回として、 子どもたちが1年365日のうち英語を話す時間は、たったの2日! だから、とにかく教室では、しゃべらせてください!! 授業全体の80% はアウトプットをさせること。 特に生徒同士1対1で練習させることが大事。 80%の割合で生徒が話しているかな... もしかしたら、私が大部分取っているのでは... だって、レッスンが終わると、血圧上昇で心身ともにグッタリだもん(笑)。 この話を聞いてから、意識してペアワークを増やしました。 決められた時間にやる事は本当に多く、かなりタイトなスケジュールですが、 ちょうど高学年と低学年のクラスで試してみました。 What are you doing?の単元です。 仲田先生のホームぺージにレッスンアイデアが載っていたので、それを拝借。 そのまま転記させていただきます。 *やり方* (1) 各生徒に3枚のアクションカード(生徒用)を配る。 (2) ペアを作り、"What are you doing? 1,2,3." でジャンケンをする。 (3) 負けた方が、"What are you doing?" とたずねる。 (4) 勝った方は、自分が持っているカードから文を選んで答える。たとえば、"I'm reading a book." と答える。 (5) 勝った生徒は、自分が答えたカードを質問した生徒に渡す。 (6) 最初に手持ちのカードがなくなった生徒が勝ち。 子どもたちは何がおもしろいって、じゃんけんがおもしろいのです。 これだけで喜びます。 ただ、ペアで同時にやるので、ちゃんと正しく動詞+ingと言えているのか どうか細かいチェックができません。 でも、習った英語を使う目的は果たせています。 短い時間で何回英語を話せたでしょうか。 じゃんけんをするので、勝ったり、負けたり、なかなか勝負がつきません。 そのたびに、What are you doing? ―I'm ~ing.と発話します。 結局、すごい発話量に結びつきます。 その後、What are you doing?を使って、別のアクティビティをしました。 先生の言葉「Teach the same thing in a variety of ways」です。 一つのものをたくさんやることが大事。 なぜなら、習得の得意分野が、各生徒ごとに違うからだそうです。 歌やチャンツのほうがスッーと体に入ってくる生徒。 逆に文字を見ながら会話練習をした方が頭に入りやすい生徒。 生徒のレベルギャップ(出来不出来)を作らないためにも、 いろいろな方法で指導することが大事だと強調されていました。 (続く) ━♪━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━♪━ ☆姉妹サイト☆ご紹介 Qちゃん先生の英語子育て応援サイト Qちゃん先生の絵本読み聞かせガイド お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
February 20, 2010 11:43:45 AM
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