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カテゴリ:映画
監督 行定勲
少しあらすじ 大学生の香恵は引越したアパートで前の住人が残したノートを見つける。そのノートを書いたのは小学校教師の伊吹で、学校での悩み、隆に対する恋心がつづられていた。 香恵はアルバイト先の客でイラストレーターの石飛にひかれる。石飛は窓際に立った香恵をモデルに絵を描き始めるが・・・。 感想 香恵の想像の世界で描かれる伊吹の物語が、やがて現実と交錯するところの展開(途中で何となく読めてしまうけど)がうまい。 伊勢谷友介はイラストレーターらしいいい雰囲気。竹内結子の教師役も決まっている。沢尻エリカの、言葉を発する前の0.4秒(?)ぐらいの間が、可愛らしくもあり気の強さを表しているようでもあり、なかなか魅力的。 ただ香恵の親友やその彼氏の描き方は中途半端。あれなら必要ないでしょ。また隆の正体がわかった後の展開は長すぎる。その後の伊吹がどうなったかも先に読めてしまうので、もったいぶりすぎ。沢尻エリカも伊勢谷友介もいい表情を見せているのだから、あまり引っ張らず(20分ぐらい短縮して)ラストシーンを決めて欲しかった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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