8月1日は恥ずかしながら小生の還暦の誕生日です
今日は小生の還暦の誕生日です。昔は還暦と言えばもう老人扱いで人生も後半にさしかかった人の歳、と小生は思っていた。いざ自分がその年齢に達してみると、まったくそんなことはなく人生中盤にさしかかった気分である。もちろん個人差や健康の程度によるのですべての人がそうだとは思わないが、小生のような気持の人はたくさんいらっしゃると思う。小生はプロフィールにも書いているように60歳からの起業が今の目標である。だからといって今日から起業を始めるまでには至ってないけど、これからも起業を目指して試行錯誤を続けていきたい。ところで、8月1日は以前の日記にも書いたが、米倉涼子さんの誕生日だということを偶然知った。6月1日はマリリンモンロー、7月1日はダイアナ元妃の誕生日だ。6月1日と7月1日の日記には、彼女らにちなんで彼女らの死の真相みたいなものを小生の推理を交えて書いてみたのでご覧にいただいた方もいらっしゃると思う。今日は米倉涼子さん主演の「黒革の手帖」(松本清張原作)について少し話してみたい。この主人公元子のモデルは、1981年に実際に起こった三和銀行茨木支店(大阪府)の女子行員伊藤素子である。伊藤素子は他人名義の銀行の口座から架空の口座を作ってオンラインで振り込んで、1億2千万円を横領し男に貢いだという事件である。こんなことが簡単にできる程度のセキュリティだったのである、当時は。ところで、逮捕された素子の供述の中で小生の記憶に残っている言葉が今でも忘れられない。「彼においしいもの食べに連れて行ってもらったことはありません。いつもラーメンやカレーでした。」その彼は、日野正平さんが演じたこの事件のTVドラマを覚えているが、噂ではよく似ているとのことだった。確か彼はその金で豪邸作って妻子とくらしていたとか。この話を聞いてそのころの小生は、伊藤素子に同情をおぼえたのを忘れることができない。さて、黒革の手帖の方の話は、やはり銀行員だった元子が銀行の金1億2千万円を横領したところからドラマは始まるのだが、元子の方は素子と違ってしたたかだった。黒革の手帳に銀行の架空口座の所有者をメモしておいた元子は、その手帖と引き換えに銀行の幹部と取引をして横領を見逃してもらう。横領した1億2千万円を元手に銀座でカルネ(フランス語で手帖の意味)という店を始める。この後のドラマの展開は、女女、女男の愛憎と愛情が渦巻く世界の話で、小生にはとんと縁のない遠い話だったので、このTVドラマは興味深く見させてもらった。このときから小生は米倉涼子さんのファンになったので誕生日が同じと聞いた時は嬉しかったぁ。昔、たまに銀座に行っていた頃、このような話が本当にあるんだろうかと考えながらお酒を飲んでいたが、本当にあったとしても小生には降ってこないことだとわかった。さみしくもあり、安堵感もあり、ですかね。その頃の銀座の奇麗どころさんに写真をお願いした1枚がこれです。全国一斉ノークーラーデーの制定に向けて一歩ずつ頑張りますのでご協力のほどよろしくお願いします。