過払い金は返ってきてなんぼ(とらぬ狸の皮算よ・・)
全国から、[このブログを見た]と相談、問い合わせが増えている。すべてのご依頼をお受けすることはできないが、相談にはできる限りお答えしていきたいと思う。もちろん無料で、少しでもお役にたてれば・・・・・ 静岡のSさんから「教えてい頂いたようにやったら取引履歴が手に入っ た」とお礼の電話があった。 これから、自分で過払い請求をするとのことだ。 午後2時頃、H市のSさんから相談の電話Sさん「もしもし、Sと言いいますが、債務の件で是非、相談したいのですが?」 私 「はい・・どんなことでもどうぞ?」Sさん「私と女房に借金があり、どうにもならないんです」 私 「そうですか、今日お電話するのは初めてですか?」Sさん「以前、娘が電話したと思んですが?」 「その時、親切に色々相談に乗ってもらったと言うので・・」 「それで、是非お願いしたいんですが」 私 「ありがとうございます、それで、借金はどのくらいですか?」Sさん「全部で500万ぐらいです」 私 「取り引き期間はどのくらいですか?」Sさん「長いので15年ぐらいです」 私 「どこの会社ですか?今の残額は?」Sさん「T社です、30万ぐらいです」 私 「T社は今は29%の金利ですが、10年前は35%取っていましたね?」Sさん「そうです、払っても払ってもあまり減りませんでした」 私 「たぶん、もう債務は残っていないと思いますよ」「過払の可能性 がありますよ」 「それにもかかわらず、一生懸命払っているんですよ・・」 「相手にとってSさんは、最高のお客さんなんですよ」Sさん「やっぱり・・・・」 続いて一件、一件の取り引き期間、残債等の事情を聞く、大幅の減額は間 違いないだろう、そして過払いの可能性も・・・ 最後にSさん「来週の月曜日に皆でお伺いしたいんですが? 娘も時間が取れるの で。。」 私 「午後の2時なら大丈夫です」Sさん「それに、各社の支払いの期限がきているのですが?」 私 「債務整理をすると決めたからには、払いのはやめましょう」 「これ以上相手に儲けさせることはないでしょう」 家族全員で債務整理に立ち向かうSさん一家、もう少し早く気が付いてい れば!! 30分ほどして今度は、娘さんから電話 娘さん「父から電話がいったと思いますが、よろしくお願いいたします」 「ところで、いくらぐらい戻るんですか?」 私 「えぇ!!・・・」 娘さん「ホームページの体験談のTさんと、まったく同じケースですよ ね」 「父を安心させてやりたいのです」 私 「気持ちはわかりますが、こればかりは、やってみなければわかりません 個々の事情も違いますし、相手もあることですから・・」 そしてSさんからまた電話 Sさん「すみません、先ほど言い忘れたんですが・・」 「20年前から借りている0カードもあるんですが」 「いくらぐらい戻りますか?」 私 「うーん・・・・」 Sさん一家、完全に浮き足立っている、気持ちはよくわかるが・・電話を聞いていた補助者も苦笑いしていた。この0カードは、10年以上前の履歴は出してくれない、いつも交渉は難航する。 過度の期待は禁物だ、あくまでも「返ってきてなんぼだ!!」今度、来社したとき、よく説明しよう・・・・・