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カテゴリ:science
「銀色」と形容されることが多い月や月の光ですが、月の表面には、本当に銀が含まれているそうです。NASAの無人月探査機ルナ・リコネサンス・オービター(LRO)の観測で新たな手がかりが見つかりました。
LROは昨年10月、月の上空を周回しながら、別の探査機LCROSS(エルクロス)から分離したロケットが、月の南極に近いクレーター・カベウスに衝突した様子を観測しました。舞い上がった土砂や蒸気から、メタンなどの揮発性化合物のほか、銀やナトリウム、水銀など金属の存在を示す特徴的な波長の光が出ているのを見つけました。 銀は、米国のアポロ宇宙船が月から持ち帰った石からもごく微量検出されているが、存在がより確実になりました。ただし、銀の量は少なく銀山にはなりそうもないそうですが。 エルクロスが体当たりした地点の土砂では、まとまった量の氷も見つかっています。 身近な存在の月ですが、まだまだナゾはたくさんありそうです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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