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テーマ:ニュース(99797)
カテゴリ:HYBRID W-ZERO3
国の特別天然記念物のニホンライチョウの繁殖技術の確立に向け、長野市の茶臼山動物園が、近縁亜種でノルウェー産のスバールバルライチョウの繁殖に取り組んでいます。
初年度の昨年は、1組のつがいから3羽のヒナがかえったものの、いずれも1か月足らずで亡くなったそうです。今年は2組のつがいで自然繁殖のほか人工繁殖も行い、元気なヒナの姿の披露が、期待されています。 現在、2羽の雌は夏毛に生え替わりつつあり、繁殖は目前です。早ければ6月中に交尾が始まり、7月にはヒナがかえる見通しです。 スバールバルライチョウの繁殖は、生息数が激減しているニホンライチョウを絶滅させないための繁殖ノウハウの蓄積が目的です。 1年目の昨年は、雌1羽と雄4羽で繁殖に臨みました。自然繁殖を試みましたが、親が途中で抱卵をやめる想定外のことも起き、孵化した3羽はヒナのうちに亡くなりました。 今年に入って雌が1羽加わったため、今回は2組のつがいが期待できます。1組は、卵を温める容器を使った人工孵化に取り組みます。 ニホンライチョウの繁殖までには、だいぶかかりそうですが、地道な努力が実を蒸すよう、期待したいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013.06.17 07:38:26
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