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日記はこれから書かれるところです。

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renqing@ Re:◆村山富市の再評価◆(10/04) ご無沙汰です。 上記、同感です。 デ…

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2020.04.10
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■わからないから全部やれ、という愚かな言葉

生産性の低い会社をいくつも見てきたが、根本はどれも全く変わらない。

戦術がない。

戦術において最も重要なことは、その目的だ。
目的達成のために頭を使い、無駄を省いてそこへ迫っていく。

この発想があるかないかが、伸びる会社、潰れる会社の分水嶺となる。

つまりは、頭を使っているかどうか。

今回の新型コロナ騒動でも、未知のウイルスなんだからやれることは何でもやれ、という頭の悪い言葉を何度か聞いたが、神社にみんなで神頼みに行こうとかいう対策は聞かなかった。

当たり前だ。少しは頭を使っているのだから。

何でもやれ、といいつつ、ほんの少しは頭を使って判断しているわけだ。

言いたいことは、それならもっとちゃんと使えよ、ということに尽きる。
勝手に途中で諦めて、へんてこな決断主義に逃げるな、ということだ。


■山中伸弥にはがっかりした

この人のことは好きだ。
人として好感が持てる。
この人の著作もだいぶ読んだ。

しかし、著作を読んでいる時から、学者としてはそれほど優秀ではないと感じていた。

まあ、正直、ノーベル賞も運というか、助手のおかげというか。

それでも、人としては好きだ。

だが、今回の新型コロナに関しての発言は耳を疑うものばかりだった。

かれは元外科医であるが(しかも才能がなくやめた)、感染症は専門ではない(本人もそれは断っている)。

今回気になったのは、彼の発言が、政府の施策を後追いで肯定しているように聞こえることだ。

例のiPsへの国からの補助金が打ち切りになりかけたことと関係しているのではないかと勘繰りたくもなった。急に御用学者になったように思えた。

正直、がっかりした。


■言論ねじれ現象

普段、政治の分野での発言は全く評価していない人だが、今回の騒動に関しては珍しく意見があったのがこの人のこれ。

http://agora-web.jp/archives/2045275.html?fbclid=IwAR3TjozzW11p120heZajLraP_jhQbJNW0EACNNt7T7oEXFmiV4ffvE9pozE

山中伸弥さんの言葉がすでにバイアスのかかったものであることを見事に証明している。


■政府の筋

さて、何度も書いてきたが、オーバーシュートを抑えつつ、経済の崩壊をも避けることが求められるところだ。

新型コロナへの恐れの反応は二つあると述べてきた。
一つは、医療崩壊を避けたいという、いわば理性的なもの。
もう一つは、なんか怖い、という感情爆発系、とも呼べるものだ。

後者の危険は何度も書いてきたが、冒頭に述べたダメになる会社の特徴は、こうした感情に振り回されるところにある。

人間の集まりというのは、どの問題でも似通ったパターンに収斂されるのだなと感じ入る。

とにもかくにも、まともな方の恐れを確認しておこう。
正しい認識を持って、初めて正しく考えることができる。

https://news.yahoo.co.jp/byline/kutsunasatoshi/20200409-00172039/

いつも言うように、これは医療関係者側からの意見であって、これの達成だけを考えた施策は正しい判断とは言えない。
しかし、医療関係者が何を恐れているのかを正しく掴むことが大切なのは言うまでもない。

兎にも角にも、
医者が言ってるし、知事も言ってるから、このウイルスはきっと怖いんだ、という無知蒙昧の民の反応は最も愚かなものだし、それを煽っている為政者の質の悪さも今一度指摘しておきたい。


■どうあるべきか

アイスランドの例がある。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200409-00010000-clc_teleg-eurp

感染者数の割合も死亡者数の割合も決して低いわけではない。(おそらく、実質の割合で考えれば、どの国も大差ないように思われる。)
しかし、この国は、正しくこのウイルスの怖さを認識し、日常を過剰に壊すことなく、うまく振る舞っている。

データに基づき、国民に語りかけているところは台湾と同じだろう。

政策はこのようでなければならないと強く思う。


■日本にできること

日本はいろいろな事情があって、PCR検査の実数がものすごく少ない。
だから、それを政策の基礎資料にすることもできないし、統計データとして活用することもできない。

それなのに、テレビはなぜか実体的な数字かのように「感染者数」を報道し、数字リテラシーを持たない人々の不安を煽っている。
(テレビ会社の人間の方も数学が不得意だったのばかりなのかもしれない。)

貧弱な基礎資料と、不安で無知な大衆。
こんなものに囲まれて出てくる政策なんて、過激なものでしかないだろう。

そして、冒頭に述べたダメな会社のように、頭を使わずに、下手くそな決断主義に陥る。

最悪だ。

いまやるべきことは、区市町村別に抗体検査をサンプル調査することだろう。

そうすれば統計的に、感染状況が理解できる。
そして、それでこそ、正しい施策が打てるというものだ。

そんな時間なんてないという頭の悪い奴は、おそらく、勉強できなかったんだろうなとわかる。

結局、一度立ち止まってデータを整理してから頭を使って戦術を立て、まじめに勤しむ奴が、成績も良かったはずだ。
(もちろん、亭主はそちらだった。)







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Last updated  2020.04.10 19:28:28
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