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中山★香

中山★香

★用語辞典[は行] はひ

[あ行]あい [あ行]うえお [か行]かき [か行]くけこ [さ行]さし [さ行]すせそ [た行]たち [た行]つてと [な行]なに [な行]ぬねの
[は行]はひ [は行]ふへほ [ま行]まみ [ま行]むめも [や行]やゆよ [ら行]らり [ら行]るれろ [わ行]わをん


ばーちゃるはうす 【バーチャルハウス】
HomePageはweb上における個人宅に等しく、故にそのサイト内では管理人が絶対的な権力を
 持つ、と主張して止まない人々の言い分。
 いわゆる「仮想空間」と言いたいらしいが、WWW(ワールド・ワイド・ウェブ)の成り立ちから考えるに、
 これは大きな勘違い。「Home」を「家」と直訳してしまったが故に発生する、悲喜劇ともいえよう。
 主張するのは個人の自由であるが、それを他人に強要することは許されない。
 できればそういう公共性の欠落した人物には、リカちゃんハウスで我慢願いたいものである。

ぱーてぃきかく 【パーティ企画】
…友人の結婚一周年と画業二十周年パーティ実行役を任された際、サプライズ・プレゼントとして
 古楽の生演奏を企画。
 16世紀英国の楽曲を16曲という、あまりにも大先生の趣味に走った内容であった。
 しかし大変な思いをして準備したというのに、無粋な来客者が私語を慎まず、喧騒の中で
 企画は大失敗のまま終了。
 大先生は演奏者への責任を感じ、大変に落ち込まれたが、パーティ会場での演奏はBGM
 と思われても仕方がないということを、まずは予測すべきであっただろう。

ぱーとなーあにまる 【パートナーアニマル】
…家族に等しい存在のペット。大先生にとっては、飼い猫とポストペットがそれに該当する。
 家族なだけあって、家庭内順位はアシスタントよりも上位。
 愛猫の出産のため、家を一軒購入されたほどの愛情の注ぎ込みようである。
 しかしながら、猫のお産と住居購入の因果関係については、未だ解明されていない。

はいせつもんだい 【排泄問題】
…生理現象の一つ。
 物語のリアルさを追求する上で避けて通れない命題ではあるが、生々しい話題でもあるため、
 少女漫画では割愛されることの方が多い。
 頻繁に拉致監禁されているドキュソ姫だが、監禁先にトイレが設置されていたことは皆無である。
 しかし「人間ではない」設定ゆえか、少女漫画だからなのか、それによって困る事態に陥ること
 もない。当然、膀胱炎なる病名も、作品中では存在しないのであろう。

はい・ふぁんたじー 【ハイ・ファンタジー】
…世の中で一番高尚な文学であり、天地創造に次ぐ「準創造」を指す。
 文学の体系として、現実世界と異なる世界を舞台とするものを「ハイ・ファンタジー」、現実世界が
 舞台となっているものを「ロウ・ファンタジー」と大別しており、決して作品的な質の上下を区別する
 言葉ではない。
 しかし大先生の脳内では、ハイ(高尚な)ファンタジーとロウ(低脳な)ファンタジーとして翻訳されている
 節が多大に見受けられる。

ばうす 【馬臼】
…大先生が呼ぶところの、妹のこと。
 語源は定かではないが、「ケバウス」が転じて「バウス」となり、当て字である「馬臼」に落ち着いた経緯がある。
 ケバウスについては、『花冠の竜の国』(プリンセスコミックス3巻・秋田文庫4巻)収録の短篇『マッチ売りのケバウス』
 を参照のこと。
 元はぐるーぷANTIの同人誌「あぴいる」誌上で発表された、『アイルの書』と『マッチ売りの少女』のWパロであり
 身内ネタすぎて全く笑えない仕上がりとなっている。

ばかあに 【バカ兄】 【馬鹿兄】
…『夭逝酷の騎士』に3名いる主人公のうちの一人、ローラント。ドキュソ姫双生児の兄。
 兄バカというレベルではない、度を越したシスコン。
 妹と幼年期に生き別れてから青年するまでの間は、魔法使いの塔で育った。白魔法使い。
 自らの恋愛問題に関しては、ある意味、純粋培養である妹以上の鈍感ぶりを発揮している。
 しかし、ラストの展開がネタバレされている『夭逝酷の騎士』の中で唯一、彼の妃は誰になるかが
 謎として残されているため、この鈍感さ加減にも、作者の作為的な意図を感じずにはおれない。
 <参考> 『鳩よ!
…「-篇
 『夭逝酷の騎士』終了後に執筆予定だという、バカ兄主役の物語のこと。
 最愛の妹を花咲か王子に奪われ、失意に暮れる話であるらしい。
 最大の目玉は、アーサーロビン1世の登場であるとされている。

ばかっぷる 【バカップル】 【馬鹿ップル】
…『夭逝酷の騎士』の主人公3人のうち、運命の恋人ローゼリィとアーサーの2人を指す言葉。
 非公式結婚と呼ばれる、とどのつまりは初体験以来、時(戦争中)と場所(敵地)もわきまえず
 隙を見つけてはサカッている。(同義=猿)

ぱくり 【パクリ】
…盗作。安易な模倣作。
 大御所であられる中山星香大先生の作品を、後進の作家が読んでいるのは当然のことであり
 設定やネーム、構図の類似は言うに及ばず、キャラクター名の響きさえも同時期に似たものを使用
 する行為は、盗用であると断定される。
 また逆に大先生ご本人が行なわれる際は、「パロディ」「オマージュ」「リスペクト」もしくは、わかる人への
 深層への呼びかけである「呼応(ルビ:エコー)としての下敷」という言葉に脳内変換されるのだが
 傍目に見てその境界線は非常に曖昧、且つ不透明。
 尚、本来「著作権法」においては「表現」のみが保護の対象と定められており、決して「アイディア」を
 保護するものではない。正式な検証も行なわず、安易に他人をパクラー呼ばわりするものではない
 というのが、社会通念とされている。
…「-漫画
 大先生の出世作『花冠の竜の国』を模倣した、不届き千万な作品。
 ブック・リストにて「に掲載された」との自己申告があるものの、長年に渡る雑誌購読者の誰一人
 として対象を特定することが出来なかったという、世界最大級の謎でもある。
 諸説あるが、現代の科学知識では、大先生の被害妄想だとする説が有力視されている。

ぱくりあんどろいど 【パクリアンドロイド】
…公式サイトのシステム管理者。「偽アンドロイド」に同じ。

ばけねこ 【化け猫】
…故・メロンパンのこと。
 逝去後、ワッカと羽根つきで描かれるようになった事と、本猫とは似ても似つかない恐怖イラストの
 せいで名付けられた。

はしょる 【はしょる】 【端折る】
…連載中期、女主人公が地味な男装をしていたせいでアンケートが振るわず、泣く泣くエピソードを
 削らされたこと。
 大先生としては後悔の残る行為のようだが、思いついたエピソードを制限なしに描き続けている
 連載後期と比べると、はるかにスピード感のある展開であり、読者の評価は高い。
 ちなみに半年分のエピソードを削られたそうだが、それでも未だ完結宣言は果たされていない。
 長い「結」に見合うだけの「承」が用意されていたというのなら、全何巻構成のつもりであった
 のかと、読者を途方もない気持ちにさせてくれる。

はだかのえぶたさま 【裸のエブタ様】
…大先生の、勘違いにも増長した姿を揶揄した言葉。

はたけ 【畑】
…★スレの隠語。スイカの名産地。

ばっくあっぷ 【バックアップ】
…「介護」の意。
 患畜のQOLを最重視するあまり、栄養管理は疎かになりがちである。

はなさかおうじ 【花咲か王子】
…『
夭逝酷の騎士』に3名いる主人公のうちの一人、アーサー。ドキュソ姫の運命の恋人。
 ヒロインの番いであり、三剣の騎士の一人でもあることから、ヒーローと位置付けて間違いないはず
 なのだが、なぜか影の薄い人。
 長年、ちゃねらーにさえ愛称もつけてもらえず、それを憐れんだ有志によって名付けられた。
 語源は童話の『花咲か爺さん』。彼の唯一の特殊技能が、祖国グラーンの荒地限定、アルスターの
 異常繁殖促進(足跡がわりに花を咲かせる)だったことから。
 移動する先々で花を咲かせて回る上、魔法の跳躍(ルビ:ジャンプ)も使えないため、最も隠密行動に
 不向きなキャラ設定である。
 しかし、元々が話題に上がることの少ない人物であるため、愛称の使用頻度もそう多くはないと
 予想される。

はやかわぶんこふぁんたじー 【ハヤカワ文庫FT】
…海外の著名なFT作品を日本語翻訳したシリーズ。
 我らが大先生も挿絵家として多数参加されており、これによって中山星香の名前を初めて知った
 という読者も多く存在する意味で、FT作家として名を上げるのに一役買った仕事と言えよう。
 翻訳者として主にコンビを組んでいるのは、大先生のご友人でもあられる井辻朱美氏で、お互いに
 誉め殺しの仲。
 しかし原著ファンからは「訳・絵ともに著しくイメージを損なう」との声がたびたび挙がり、書評家からも
 厳しい批評がくだされたのは、周知の事実である。

はやりやまい 【流行り病】
アシスタントがひくと、自己管理のなっていない最低なダメ人間とのレッテルを貼られるが、大先生がかかった
 際には悪びれず報告される、流行性感冒のこと。

はやわかりあるふへいむ 【早分かり妖精国】
…正しくは「妖精国へようこそ」
 掲載誌がから姫金へ移った際につけられた、作品解説ページのこと。担当氏の力作。
 前談と主役3名の人物紹介に1頁、あらすじ2頁、はやわかり人物相関図(東西連合軍side、
 グラーン軍&冥府side)2頁という、計5頁による構成であった。
 コミックス49巻分に渡るあらすじが2頁に纏められたことも驚きだが、後半およそ20巻分が
 ほんの数行に凝縮されているように思えるのは、気のせいか。
 あらすじの最後を締めくくる「決着の時は近い!!」の言葉は、希望的要素があまりにも強すぎ
 悲しくも虚しい響きを伴っていた。

はりちりょう 【鍼治療】
…仕事の一種。
 故に、貴重な中休みには通院などしない。修羅場中、アシスタントへ後を任せて一人抜け出すのが常。
 その帰りに、お気に入りの紅茶専門店で食事を済ませてくるのもまた、お決まりの巡回ルートである。
…「きびちぃ-」「キビチィ-
 キツ目の鍼を打ってもらうこと。

ぱろでぃ 【パロディ】
…既成作品の特色を残したまま、全く違った内容に作り変えること。二次創作。(略=パロ)
 オリジナルの創作であることを至高のものとし、プライドの拠り所とする輩にとっては、唾棄すべき存在。
 特にエロ・ロリ系は大先生の最も忌避するジャンルであるが、実は過去にご自身も、同人誌上で「801ガンパロ
 を発表し、後にコミックスへ再録するという、若気の至りともいえる行為を行なっていた。
 しかし該当の単行本は現在絶版であるため、その事実は今や亡きものとして扱われている。
…シリアスFTである本編に対する、ファンタジック・コメディの位置付け。
 やっつけ仕事であるため、設定の整合性については、作者本人であっても責任が持てない。
 「フィンローダ」ではユリアンがアルディア国の第4王女と紹介されているが、「ファンタムーシュ」だと第5王女になって
 いることを、読者から指摘された際に打ち明けられた裏事情である。

ぱわー・あんばらんす 【パワー・アンバランス】
…一般的なFT作品では、相対的に拮抗する力の折り合いにより世界の均衡が取られているものだが
 ★香式FTの場合、闇の神族ばかりが活躍し、光の神の登場は皆無。存在自体が疑問視されている。
 <参考> 「蜘蛛之巣城」ムーアにおまかせ!『妖精国(アルフヘイム)の騎士』神々と死生観(補足)

はんしん・あわじだいしんさい 【阪神・淡路大震災】
…1995年1月17日午前5時46分、マグニチュード7.3を記録し、未曾有の被害をもたらした大震災の通称。
 正式名称「平成7年(1995年)兵庫県南部地震」
 世に災害は数あれど、なぜか大先生が決まって黙祷を捧げられ、それに喫茶店常連も追従するのが
 例年の慣わしとなっている。
 狂竜美夢先生を筆頭に、親しくしている信者らが多く関西に在住していることも、一因なのだろう。
 震災直後、1995年6~7月にかけて発表された『化身の都~夜見還る日月の中に~(前項編)』にて
 阪神・淡路大震災そのものをネタとし、作中のキャラクターには「I LOVE KOBE」のはちまきまで着けさせ
 大先生なりのエールを送られていた。
 前作にあたる『化身の都~繚乱の月の下で~』(1994年12月発表)で、偶然にも地震ネタを扱っていた
 とはいえ、あざとい真似をしたものである。
 あまりにも直裁的にすぎる応援メッセージであったため、実際に震災被害を受けた一部の読者からは
 デリカシーがなく不快であると、厳しい批判の言葉が寄せらたものだが、本人はというと至ってのん気で
 文庫『化身の都』のあとがきでは、「単行本が出た時に、被災なさった神戸の読者の方が「続き」を望む
 声を送ってくださり、かえって元気をいただいてしまった思い出があります」などと無邪気に喜んでいる。
 批判的な意見ほど本人の耳には届かないという、よい事例である。

びーじーでぃーぶいでぃー 【BGDVD】
…BGM(バックグラウンド・ミュージック)同様、映画などのDVD映像を流して音声だけを楽しむこと。
 環境映像全般を指す「BGV(バックグラウンド・ビデオ)」の使用ソフトをより明確にした、大先生の造語である。

ぴーしこうにゅうぶたい 【P誌購入部隊】
…背水の陣で臨む大先生をバックアップするため、「を購入しよう」と呼び掛けあう際に使用した
 信者たちのチーム名称。つくづく群れるのが好きな種族である。

ひかりのくに 【光の国】
…キリスト教における「天国」の意。
 元は大先生による創作世界内での宗教定義で、死者は冥府の国(ルビ:ニブルヘル)を経て、善人のみが
 光の神(ルビ:ルシア)の御許である光の国へ向かうと設定されているのだが(※これ以上の詳しい教義
 については未発表であるため不明)、それをそのまま現実世界の訃報に対しても適用。
 社会情勢と仲間意識に敏感な喫茶店では、弔辞で埋め尽くされることが頻繁にあるのだが、その際の
 便利な定型句として活用されている。
 しかしねりまどーるはうすは宗教法人としての登録をしていない為、冥福を祈ってはいてもどこまで本気
 なのだか喫茶店常連以外にはサッパリ理解できないのが、惜しむべきところである。
 <参考> 「蜘蛛之巣城」ムーアにおまかせ!『妖精国(アルフヘイム)の騎士』神々と死生観(補足)
…「-の住人
 鬼籍に入った人を示す言葉。

ひきこもり 【引きこもり】
…「社会的引きこもり」通称ヒッキー。
 厚生労働省の定義によると、[1]6ヶ月以上自宅にひきこもって社会参加しない状態が持続しており
 [2]分裂病などの精神病ではないと考えられるもの。
 大先生は通院と日本漫画家協会関連の要請がなければ滅多に外出することもなく、主な人間関係は
 インターネットを通じて構築している。
 情報収集源は、TVと読書とDVD鑑賞。これさえあれば、世界中の動向を知ることが可能と考える。
 外界から直接的な刺激を受けることがないため、作家としての引き出しは減る一方である。

ひこうしきけっこん 【非公式結婚】
バカップルの初夜に当たる「婚前交渉」を、少女漫画風にアレンジした言い回し。
 コミックス23巻に大幅加筆で収録。
…『夭逝酷の騎士』ヘタレ化への、大きな分岐点とされるエピソード。
 本来の設定だと、ラストシーンでようやくキスに到るはずであった主役カップルだが、昨今の読者レベルとニーズに
 合わせた結果、Hシーンを挿入せざるを得なくなってしまった。
 元々の話を無理に曲げているため、歪みが出てしまうのも致し方ないと思われる。
 しかも刺激は、より強いものを要求されてしまう。真に刺激的かはともかくとして、一度描いてしまった以上
 定期的な読者サービスは外せなくなってしまった。お陰で更にループ感が増してしまうという、悪循環である。

びっくり 【吃驚】
…非常に驚くさま。
 大先生が日常的に感じられている喜怒哀楽の中でも、一番使用頻度の高い感情表現である。
 「ビックリ」や「びっくり」ではなく、必ず漢字で表記され、とても強い印象を見る者に与える。
 なにかにつけ、大袈裟なパフォーマンスだと評される所以ともいえよう。

ひづけへんこうせん 【日付変更線】
…地球上の時差を調整するために設けられた境界線のこと。それを越えると日付が変わる。
…「-を越える
 大先生的語彙では、AM 0:00を回ること。
 どうやらねりまどーる国の真上にも1本、日付変更線が設定されているらしい。
 これも英国式ジョークなのか、単に覚え間違っておられるのかについては不明。

ひとすじなわではゆかないこだわりどくしゃ 【一筋縄ではゆかない、こだわり読者】
…現役信者をねぎらい、選民意識をくすぐるために使用された、大先生のお言葉。
 (同義=賢明な読者様、逆=お@鹿な読者
 生存者数は激減したと思われる。天然記念保護読者。
 <参考> 『夭逝酷の騎士』コミックス30巻(珈琲破壊)

ひみつにっき 【ひみつ日記】 【秘密日記】
…メールソフト(C)PostPetに装備された機能の一つ。
 ペットにメールのお遣いを持たせ、訪問先でもてなしを受けた後、帰宅時に寄こすメールの名称で、内容はと
 いうと、訪問先での様子や感想などといった他愛ないものである。
…全世界に向けられた情報発信の場であるインターネット上に掲載されている、プロ少女漫画家・中山★香
 「公然の秘密」web日記タイトル。出典は、大好きなポスペから命名されたものと思われる。
 (別名=赤裸々日記、ダダ漏れ日記、垂れ流し日記)
 飼い猫視点で書かれた「今日の一言」を元に人間視点へ修正し、再構築したものがベースとなっているが
 手間隙かけている割には、誤字脱字や文脈のおかしな部分が修正されることはない。
 しかも更新頻度はなぜか、ノンストップ修羅場入り宣言後が一番高かったりする。
 ゲームプレイ進行・ポスペ交換日記・編集部や義理の親族への怨嗟等が、独特のアレな文体で綴られているが
 「個人的書き付け」という、自分に好意的な相手にしか読めないようにする結界が張られているので安全。
 ただ「個人的」と注釈がつく割には、訪問者に対するメッセージボードと化すことも多々あり、非常にフレキシブルな
 存在である。
 実際のところ、感想・苦情の発生しやすい一大エンターテインメント作品であり、作者のイタイ実態の記録といえよう。
 文章の体裁は中央揃えで、フォントは日毎に色替えが行われており、非常に読みづらいとの評判も高い。
 しかし、あまりのイタさ加減に病みつきになるヲッチャーを量産中。ある意味、一番の人気連載である。

ひめ 【姫】
…『夭逝酷の騎士』掲載雑誌、「月刊プリンセス」の略称。(同=本誌、P誌)
 ラストスパートと言い続けながらも全く完結する気配を見せない長期連載を、辛抱強く掲載してくれた貴重な場。

ひめきん 【姫金】
@田書店刊行の少女漫画誌、「プリンセスゴールド」の略称。A5版。
 誌を追われた大長編『夭逝酷の騎士』の新天地。
 2004年12月発売の1月号より誌面移動と相成ったが、姫金のキャッチコピーである「オール新作よみきり」は
 2005年5月号まで使用された。
 その後、早期完結の希望が潰えたか、それとも日本公共広告審査機構(JARO)に訴えられるのを恐れ
 ての事かは不明だが、2005年6月号よりようやく「新作よみきり満載」に改められている。
 異動直前までは、誌面サイズが小さいため、正当なFT作品を生み出すには適さない環境だと不満一杯
 でおられたが、印刷と読者層の質の高さを誉めることで現状に満足し、精神の均衡を図るに至ったようだ。
 古巣のを貶めることに対する、一切の躊躇は感じられない。変わり身の早さは、天下一品である。
 ちなみにご自身では、雑誌のカラーに違和感なく馴染めたと考え違いしているあたり、大変にお目出度い
 性格といえよう。

ひめへんしゅうぶ 【姫編集部】
月刊プリンセス編集者たちの所属する部署のこと。(略=編)
 どうやらプリンセスゴールド誌の編集も兼任しているらしい。
 専属作家に罵倒・嘲笑されつつも、仕事を与え原稿料を払ってあげる、心優しい人達の集う職場。
 大先生の担当になった場合の対処法としては、有名菓子店の品を日々持参しておくと、秘密日記
 呪われる確率を下げることができる。

びょうきじまん 【病気自慢】
…ネットヲチ対象としてロックオンされる人物になぜか共通すると言われている、特徴のうちの一つ。
 実際に闘病で苦しんでいる人間も数多く存在するが、web日記で自己申告されているものの
 大多数は病気自慢の一種と数えられ、イタイ管理人の必須条件とされている。
 大先生も病名を明らかにされないものの、発作的に起こる大変な病気を抱えているらしい。
 ただし記述が曖昧すぎて、実際の症状や病名については推測不可能である。

ひょうじょうきん 【表情筋】
…大先生の描くキャラクターの多くが、不自由しているもの。
 感情表現を読者に伝達する際の不足分は、バックの書き文字や効果にて補完される。

ひろいん 【女主人公】
…検証の結果、虚実願望入り混じった作者の投影と認定されたもの。
 [自分像]=ドジで健気な似非天然ボケ
 [願望]=天才&絶世美女
 [実際]=周りが見えてない上に否応無く周囲を巻き込む猪突猛進女


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