中国式送別会?
ダンナは今日、会社の中国人たちに、送別会をしてもらっている。ワタシは体験していないが、中国人に囲まれて仕事をしているダンナは、ときどき面白い体験をして帰ってきては、ワタシに教えてくれる。そこで、今日やってるような「送別会の話」に関するネタを少し。 +++今週、ダンナは部下である中国人Aさんに、こんなことを言われたんだそうだ金曜の夜、送別会を開きたいのですが空いてますか?出席者は、Bさん、Cさん、Dさん、Eさん、Fさん・・・です部門には、もっと多くの人もいる。なぜ、全員じゃないんだろう?その理由は・・・個人主催の宴会を開く場合、主催者が場所と日時を決め、出席者を選び声をかける。そして、その宴会は主催者が全額支払うへ~でも今までも宴会あったけど、みんなでお金を出し合ってなかった?ダンナに尋ねたら確かに会社ではそういったケースもあるんだけど、たとえば「結婚祝い」や「引っ越し祝い」のときは私は結婚するので、宴会を開きます。みなさん来てくださいと通知をし、やはり主催者が全額を支払うんだよねぇ だそうだ。「単なる会社の飲み会」と「特別なお祝いの会」とではどうやら違うらしい。とはいえ、実はこれ、全員には当てはまらないみたい。ケチな主催者だと、「自分が主催して、会社の経費でおとす」なんてケースもあるらしいから(笑)(どうも上海人に多いらしいが) +++そういえば、このような会は「夜にお酒を飲む」という形以外に、会社の昼休みを利用して食事会を開き、主催者が支払いをするというパターンもある。もちろんお酒は飲まない。1ヶ月くらい前、ダンナは「引越し祝いランチ」を主催者Bさん(中国人)に誘われた。当日の午前中に突然、である。しかしその日は弁当を持参していたため、弁当をレストランに持って行き、参加したんだそうだ。(もちろん弁当以外のモノも食べたらしい)中国人の部下たちは「ワタシ作の日本の弁当」に興味津津で、「食べてみた~い」って覗き込んでたんだって(笑) +++ちなみに日本人のワタシたちとしては、部下に奢ってもらうのって申し訳ないから後からお礼をしよう って思うでしょう?今まではそんな宴会に呼ばれた後は、ちょっとしたお返しをしていた。ワタシが帰国の度にせっせと買い集めていた、小さくて可愛いノートだったり(もちろん日本製)海外旅行で買ったお土産だったり一時帰国のタイミングなら、とあるショップのティカップだったりディズニーのキャラクターグッズだったり歌舞伎や富士山が書いてない、シンプルな Made in Japan ダンナが宴会や食事会に呼ばれるたび、家の中の「買っておいた日本のモノ(新品)」が重宝した。 +++そんなわけで、今日はAさん主催の「送別会 第1弾」である。しかし、来週の水曜にも、同じような「送別会 第2弾」が、あるらしい。主催者がその度違う・・んでしょ?じゃあダンナはこの先何度、送別会に参加してくるんだろ・・・上海駐在で大変だったろうにこうやって会社の中国人部下たちに、別れを惜しんでもらえるなんてダンナ 頑張ったな~っほんと、良かったな~ 苦労した甲斐があったな~ って思うとはいえ名目が「送別会」てなワケだしもう「お礼の品」のストックが底をついたしみんなへのお礼は、最後の日に中国人スタッフに「お別れの記念品」って形で渡すことにしている。日本で買った、日本製の、中国人が日常使うことができる本当にちょっとしたグッズを ね。本帰国が決まった後の一時帰国にて購入済みなのだ♪さっき 雷が鳴って雨が降り出した。楽しく飲んでこれるといいんだけどねぇ・・・