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2004.05.08
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カテゴリ:ロック音楽
ザ・ビートルズ「ゲット・バック」

The Beatlesのシングル「Get Back」は1969年4
月11日にイギリスで発売されました。「Get Back」
は、1969年1月20日に開催するコンサートと、
コンサートにむけてThe Beatlesが新曲を生み出し、
それを洗練させていく過程をドキュメントとして撮影
し、公開するというプロジェクトの一部でした。

The Beatlesは、1966年のコンサート・ツアーを
最後に、人前での演奏を行っていなかったので、彼ら
のルーツであるライブ・バンドへの回帰、彼らが初期
に演奏していたロックンロールの曲を再び取り上げる
という点から、このプロジェクトは
「Get Back Session」と呼ばれました。

撮影は、1969年1月2日にはじまりましたが、
10日にはGeorge Harrisonが脱退するなどトラブル
が続いたため、22日からセッションをアップル社の
地下スタジオに移し、旧友のキーボード奏者
Billy Prestonを加えて再スタート。

1月30日には彼らの拠点であったアップル社の屋上
で42分間のライヴが行われ、「Get Back」は、
1曲め、2曲め、最後の12曲めと3回演奏されまし
た。久しぶりに人前で演奏するThe Beatlesのメンバ
ーは生き生き。

♪Get back, get back,
♪get back to where you once belonged
とうたうPaul McCartneyのヴォーカルは、
The Beatles自身を鼓舞するように何度もくりかえさ
れます。歌詞の1番では、一匹狼のつもりで虚勢をは
っているJo Joという男が、2番では、なんでも自分
の思い通りにしてしまう男まさりの女
Sweet Loretta Martinが登場し、Paulに「もどってこ
い」と呼びかけられますが、男はJohn Lennon、女は
Yoko Onoを指し、JohnがThe BeatlesよりもYokoと
の活動を優先していることを揶揄しているようにきこ
えます。しかし、それだけでなく、Ringo Starrがた
たきだすビートをはじめ、「Get Back」の音楽は、
ロックンロールの魂を呼びおこす力をもっています。

翌31日にはアップル・スタジオで最後のレコーディ
ングが行われて、「Get Back Session」はほぼ終了。
4月11日にシングル「Get Back」が発表されたもの
の、アルバムと映画の発表は、さまざまな問題から延
期され、アルバムは​『Let It Be』​として1970年5
月8日にイギリスで発売、映画『Let It Be』は、
1970年5月13日にニューヨークでプレミア・シ
ョーが開かれました。

そして、2003年11月17日、このセッションを
本来あるべき姿にもどそうという取り組みが
『Let It Be…Naked』​として発表されたのでした。こ
のCDでは「Get Back」は1曲めに収録されています


ふりかえってみると、1968年ごろから、ロックン
ロールの原点に戻ろうという動きがさまざまな形で生
まれていました。それは、The Bandや
Creedence Cleawater Revivalや
Delaney&Bonnieのデビューであり、
Elvis Presleyの1968年NBCライヴでの復活でし
た。

私は、『Let It Be…Naked』で、ロックンロールを
生き生きと演奏するThe Beatlesに出会い、
彼らの原点である初期の4枚のアルバム
『Please Please Me』​(1963年3月22日)
『With The Beatles』​(1963年11月22日)
​​​『A Hard Day's Night』​(1964年7月10日)
『Beatles For Sale』​(1964年12月4日)
を聞き直しました。
そして、『A Hard Day's Night』が彼らの最高傑作
であることを確信しました。The Beatlesの魂とも
いうべき作品です。

『A Hard Day's Night』から
「Get Back Session」で原点に回帰するまでの彼ら
の道程については、また別の機会にふりかえってみ
たいと思います。

ここでは、彼らが原点に帰って生み出した
「Get Back」が、
Elvis Presleyの1970年8月12日のラスヴェガ
スのインターナショナル・ホテルでのミッドナイト
・ショーでうたわれ、
Elton Johnの1970年11月17日のニューヨー
クのWABC-FM局でのライヴ・ラジオ・ショー
でうたわれたことを紹介しておきます。

The Beatlesは、解散の危機にありましたが、彼ら
の生み出した音楽は、依然として時代の欲求を表現
し、スーパースターたちからも強い支持を得ていた
のでした。

そうそう。「Get Back Session」のエンジニアに
起用され、幻のアルバムとなった2種類の
『Get Back』を制作したGlyn Johnsが、その後、
The Rolling Stones『Get Yer Ya-Ya's Out!』
(1970)、The Band『Stage Fright』
(1970)、Eaglesのファースト・アルバム
(1972)とセカンド・アルバム『Desperado』
(1973)のプロデューサーをつとめたことも、
つけくわえておかなくては。

Get Back(1969年1月30日)

ザ・ビートルズ/レット・イット・ビー・ネイキッド





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Last updated  2021.09.05 03:26:34
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 Re:The Beatles「Get Back」(05/08)   クろたぬ さん
ビートルズ好きの先輩に
”武道館ライブテレビで観ました”
って言ったら
”俺は武道館で見てた”
っていわれました (2004.06.14 00:36:13)

 クろたぬさん、はじめまして♪   スージー♪ さん
♪せなかをふきぬける~ オ~ベイビ~
♪このさびしさ~は~ なんだろう~ オ~ベイビ~

♪あさのひざしも~ ベイビ~ りょうてかざして~
♪こころに~ かげお~とす~
♪あれほどばらいろ~に~ かがやいた~ オ~ベイビ~
♪おまえのはるのひを~ わすれ~たの~か~
♪あしたがにあう~ やつも~いる~
♪だけどおれには~ あすも~な~い~
♪ふるさとな~んか~ ど~こ~にもない~ オ~ベイビ~

♪あてもな~く~たびだつ~ ベイビ~
♪きっとだれかにあえるさ~ ベイビ~ (2004.06.15 00:13:21)

 昨晩は   スージー♪ さん
「Get back」へのメッセージありがとうございました。The Beatlesは、置いといて(笑)
 今年1月、古本屋さんで雑誌「STUDIO VOICE」平成12年8月1日号、特集★萩原健一ショーケンと呼ばれた男、を見つけて、買ってきて、読んでいるうちに、いろいろと思い出しました。
 クろたぬさんは、1977年10月から1978年3月まで、日本テレビで放送された『祭りばやしが聞こえる』をご覧になりましたか? 萩原健一さんが競輪選手で、膝を複雑骨折して、先輩の山崎努さんの妹のいしだあゆみさんと出会って……というようなストーリーだったと思うのですが。私は、物心がつくか、つかないころに見て、「こんな世界があるんだ…」と大変影響を受けました。全26回のうち、13回を工藤栄一さんが監督して、私は、工藤監督が担当した回が好きでした。
 雑誌「STUDIO VOICE」では、日本テレビのプロデューサーの清水欣也さんが「ショーケンって、やっぱり、『太陽』『傷だらけ』『前略』、この中でそれぞれみんな、いい印象があるんだけどさ、ほんとの意味で、深いところでこだわっているのは、まあ『祭りばやし』だな、俺は。……」と熱く語っていて、うれしくなってしまいました。
 私にとってのショーケンは、『約束』(1972)、『青春の蹉跌』(1974)、『アフリカの光』(1975)の3本の映画と、『傷だらけの天使』(1974)と『祭りばやしが聞こえる』です。
 ショーケンと工藤監督の組みあわせは、1990年の東映Vシネマ『裏切りの明日』で実現。あの雰囲気を再び味わうことができました。
 ショーケンは、その後、NHK大河ドラマ『元禄繚乱』(1999)で、バカ殿・徳川綱吉の役などをやり、私は、がっくりきてしまいました。初期に代表作を撮ってしまったスターの生き方って、本当にむずかしい…。桃井かおりさんも、『青春の蹉跌』が代表作で、その後は…。 (2004.06.15 00:15:20)

 ジョージさん、はじめまして♪   スージー♪ さん
『Easy Rider』へのメッセージ、ありがとうございます。
私のコメントは、ビートルズから。私がものごころついたころには、とっくに解散していました。「ジョン・レノンは、むかしビートルズにいたのか!」という感じ。そう、ジョン・レノンは、まだ生きていました。
ビートルズのオリジナル・アルバムで、日本でいちばん売れているのは『レット・イット・ビー』だそうですね。きっと、ポール・マッカートニーの「レット・イット・ビー」や「ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード」の美しいメロディに惹かれるのでしょうね。私も「イエスタディ」や「ミッシェル」に魅せられました。
でも、今回、私が1970年の音楽として取り上げたのは「ゲット・バック」。エルビス・プレスリーを聴き、チャック・ベリーやファッツ・ドミノやリトル・リチャードやレイ・チャールズを聴き、マディ・ウォーターズやハウリン・ウルフやロバート・ジョンソンを聴き、アメリカの黒人音楽の魂のようなものを体得してから、ふたたびビートルズを聴くと、ジョン・レノンのロックンロール魂が炸裂する初期のビートルズに強く惹かれます。
昨晩は『アット・ザ・ハリウッド・ボウル』を聴いて、興奮してしまいました。ジョージさんがおっしゃるように、私も、ビートルズがステージに立つのをやめたときに、ジョン・レノンのロックンロール魂が消えていったようにおもいます。ジョージさんの「ロックンロールみたいだけど、ちょっと違う!」という表現、ビートルズの音楽にぴったりですね。その「ちょっと違う部分」がだんだん大きくなっていったのが後期のビートルズで、その「ちょっと違う部分」を主に担っていたのがポール・マッカートニーで、その「ちょっと違う部分」がビートルズをこれだけメジャーな存在にしたのだとおもいます。そのポールが「ゲット・バック」をうたったのですから、ビートルズは奥が深いです。 (2004.06.21 23:02:24)

 Re:The Beatles「Get Back」(05/08)   穴沢ジョージ さん
おはようございます。
"Get Back" の LP が出るという情報を雑誌か何かで見てから "Let It Be" が出るまでの間は、あまりに長かったんで、ちょっとシラけてました。
ああいう映画を見せつけられて、本当の意味で、ビートルズが終わったんだなということが理解できたのも事実です。あの屋上の "Get Back" でね。
ところで、左にある「スージーさんのうたった歌」拝見いたしました。ものすごく幅広いレパートリーですね。驚いてしまいました。『八月の濡れた砂』をアンコール・リクエストしたいです。
"Susie Q" はローリング・ストーンズの初期の LP でも歌っていますよね。だから、カヴァーという点では、CCR より先輩。まあ、アレンジなんかは CCR の方が凝ってますけど。因みにストーンズは "Suzie Q" ですけど。
あとエバリー・ブラザースの "Wake up Little Susie (起きろよスージー)" もリストに入れてくださいね。サイモンとガーファンクルもカヴァーしてますから。 (2004.06.22 10:03:20)

 ジョージさん、こんばんは♪   スージー♪ さん
私のHP、すみずみまで見ていただき、ありがとうございます。実は、サイモンとガーファンクルについて書こうとおもって、ひさしぶりに聴いているのですが、エヴァリー・ブラザーズをちゃんと聴いてからにしたほうがいいかな、とおもっていたところでした。あの時代を体験していない私は、こうだったんじゃないかと想像力をはたらかせるしかないので、ジョージさんのような生き証人のかたに、いろいろと教えていただけると、うれしいです。
きのうは、台風一過の夏空がひろがり、私のすんでいる静岡市では、最高気温34.7度を記録したそうです。
それでは、リクエストにこたえて、うたいます♪

八月の濡れた砂  by Osamu Yoshioka

♪あたしの~ うみ~を~ まぁっかに そめて~
♪ゆうひが~ ちしおを~ ながして~ いるの~
♪あ~の~ なつの~ ひかり~ と かげは~
♪どこへ~ いって~ しまぁった~~の~
♪かなしみ~ さえ~も~ やきつく~ された~
♪あたしの~ なつ~ぅは~ あしたも~ つづ~く~

♪うちあげ~ られ~た~ ヨぉットの ように~
♪いつかは~ あい~も~ くちるも~の~ なのね~
♪あ~の~ なつの~ ひかり~ と かげは~
♪どこへ~ いって~ しまぁった~~の~
♪おもいで~ さえ~も~ のこしは しない~
♪あたしの~ なつ~ぅは~ あしたも~ つづ~く~

♪あ~の~ なつの~ ひかり~ と かげは~
♪どこへ~ いって~ しまぁった~~の~
♪おもいで~ さえ~も~ のこしは しない~
♪あたしの~ なつ~ぅは~ あしたも~ つづ~く~ (2004.06.23 04:27:38)

 Re:The Beatles「Get Back」(05/08)   perman6293 さん
こんばんは。『Let It Be…Naked』良く聴いてますよ。オリジナル盤よりは統一感があって聞きやすいです。オリジナル盤の方も重さとか辛さとか散漫さとかいろんな感慨があって、好きなのです。

ところでユーミンですが、今夜10時から日本テレビ系で「あの日に帰りたい」というドラマがありますのでお見逃し無く。ユーミン誕生秘話などもあるようです。 (2004.10.10 19:05:24)

 Re:The Beatles「Get Back」(05/08)   ルキシト さん
友人がビートルズをカバーしております。
聴いてみてやってください。 (2010.04.10 17:48:54)


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