バンコク竹亭日記

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娘の望がアイススケートを習っています。
本人は夢中になっていて、暇があると真央ちゃんのyou tubeを見ています。

私は山梨県出身だから、子供の頃にアイススケートをしたこともあります。
でも、当時のスケート　ブームが終わると近所のスケートリンクも廃業してしまったので、最後に滑ったのはたぶん中学生の頃でしょうか。

娘には以前から「お父さん、一緒に滑ろうよ」と誘われていたのですが、かれこれ35年間も氷の上に立ったことが無いわけで躊躇していました。
でも土曜日の夕方、思い切って挑戦することにしました。

場所は自宅から比較的近いバンケーのシーコンスクエアにあるスケート場です。
費用はスケート靴レンタル込みで1時間半250バーツ。

35年振りにスケート靴を履いて、恐る恐る氷の上に降ります。

これはヤバイです。
かなりヤバイです。

手すりにつかまってよちよち歩くだけで何度も転びそうになります。
重心のバランスが難しい。

後ろにのけぞりそうになって堪えると、今度は前へつんのめりそうになります。
その度に手すりにしがみついて事なきを得ます。

そのままリンクを一周歩きました。
娘が私を見てにこにこと笑っています。

２周目は思い切って手すりから手を離して歩いてみます。
前へ後ろへ倒れそうになりますが、懸命に耐えて手すりに戻る。

そんな事を繰り返しつつ、少しずつ滑りはじめました。

ところで、バンコクのリンクの手すりの外側には、買い物客がずらりと並んでいて我々が滑る様子を見物しています。
氷の上でふらふらしている私を見て知らないタイ人のおばちゃんが無遠慮に大口開けて笑っているから「３５年振りに滑っているんだよ」と大声で言い訳しました。＾＾

そのうち、だんだん力みも取れて感覚がつかめてきました。
まだバランスは危ういけど、氷に乗って少しずつスピードを出せるようになってきました。
止まり方は知らないけど。（爆）

なかなかいい感じです。
楽しくなってきた。
子供の頃の感覚が蘇えります。

と、慣れてきたところで、すってんころりとついに大転倒。
すぐにリンクの監視員が飛んできて「大丈夫ですか」と助け起こしてくれます。

こういうサービスは子供の頃の日本のスケートリンクには無かったなとちょっと感心。

結局、３回転んでシャツもズボンも濡れましたがマイペンライ。
怪我もしていません。

あっという間の１時間半でした。
本当は娘と手をつないで滑りたかったけど、バランス感覚がまだ不安定で無理でした。
でも、もう一回練習したら手つなぎ走行もできると思う。

娘とのアイススケート。
これからも時々行こうと思います。

滑った後のビールも旨かったし。（爆）


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