書評:『グーグルは「本音」を語る』 くちやまだ とも著
2010年2月26日(金)書評:『グーグルは「本音」を語る』 くちやまだ とも著グーグルは「本音」を語る著者&友人、くちやまだ とも様より献本御礼!!ども。Kentです。英語仲間であり、主に名言に関する著書を多数出されている山口智司さん、本作はくちやまだ とも名義で出版されました。山口さんの魅力は何と言っても物事の切り取り方と鋭い、それでいて面白いコメントの数々。随所にセンスを感じるだけに今回はグーグルに関してどんな切り取り方をされるのかが非常に楽しみでした。読書の目的:設定せず(だって楽しみたいじゃない・笑)読書の目標:設定せず目標T\:設定せず※T\とはTIME×YENの略であり1T\は1時間である。目次:「夫」と「妻」「男」と「女」「金持ち」と「金がない」「男性」と「女性」「行きたくない」と「帰りたい」「先輩」と「後輩」「幸福」と「不幸」「上司」と「部下」「美味しい」と「まずい」「友達」と「他人」〔ほか〕感想:勿論、皆様検索にはGoogleを使ってますよね?ちなみにグーグルで「19番」と検索するとこの「19番の独り言」が上から2番目に来ます。ちなみに全く関係ないですが、おニャン子クラブの19番はゆうゆです。ちなみに僕は河合その子さんが好きですた。コホコホッ・・・と、全く関係ない話に飛びそうなので止めにしますが(笑)、本書はグーグルで検索する際に複数の単語を使って検索するサジェスト検索の例を挙げてそれについて解説する方式を取っています。とはいえ、そこは山口さん、そんなに単純な作品には仕上げません!!目次を読んで頂くとわかるように主に対照的な2つの単語をピックアップしてその例をあげて解説を加えている方式です。最も面白い組み合わせを見つけるために目茶目茶検索したというのが見て取れます。[行きたくない]と[帰りたい][美人]と[イケメン][OL]と[オヤジ][お坊さん]と[お賽銭]などなど面白いよなぁ。一番印象的だったのは、[友達]と[他人]友達 正体←これは20世紀少年ですね友達 いない←う、これを検索してどうする?切ない・・・友達 作り方←え、調べることなの???友達 恋人←友達の恋人を好きになったのか?他人 興味がない←世相を反映?他人 パソコン 侵入←おい、犯罪だぞ!!他人 無関心←これも切ないなぁ他人 信用できない←うん、言いたいことはわかるけど・・・と一例をあげましたがこうして突っ込みながら読むのが正しい(?)使い方でしょう。人によって突っ込みたいところは異なるでしょうし必ず自分にピンとくる項目がみつかるはずです。本書を参考に検索の道に飛び出して頂きたいと思います!!優れた書籍というのは他人に新しい見方や世界を見せてくれるものです。山口さんの書籍はまさにそういった本であり、検索という誰もが行うもの一つとっても切り取り方一つでこうした面白い作品に仕上げる。その力量はさすがの一言!!←友人だからお世辞を言っているわけでなく、一読者の頃からそう思っていました。この本は面白いのでうちの奥さんにも是非読んでもらいたいと思います。っていうかタイトルどおりグーグルは本音を語るなぁ。山口(くちやまだ)さん、最高に面白かったです。送付頂きありがとございました!!気になったポイント:★上記参照著者紹介:くちやまだともコラムニスト、エッセイスト。1979年、兵庫県生まれ。同志社大学法学部卒業後、出版社勤務を経て執筆活動に入る。「山口智司」名義でも活動中で、偉人、名言にまつわる著作が多数ある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)まとめると:<本音って凄い・・・>※この記事はアメブロでもアップしています。