書評:『経営者100の言葉』 山口智司著
2010年7月26日(月)書評:『経営者100の言葉』 山口智司著経営者100の言葉著者山口智司様より献本御礼!!(←いつもスイマセン)ども。Kentです。あのBBMでも紹介された本書。またまた山口さんより献本頂きました。恐縮です。しかもテーマが経営者。これはもう読むしかないでしょう~読書の目的:お気に入りの名言をみつける読書の目標:設定せず目標T\:設定せず※T\とはTIME×YENの略であり1T\は1時間である。目次:第1章 戦いに勝つ言葉第2章 人を育てる言葉第3章 仕事を愛する言葉第4章 本質を見抜く言葉第5章 道を示す言葉感想: 言葉により従業員や株主、マーケットを動かす必要がある経営者。だからこそそんな経営者達から名言が生まれるのは自明のこと。 そんな経営者の名言において今回著者が選んだのが次の五つのテーマ。即ち、・戦いに勝つ言葉・人を育てる言葉・仕事を愛する言葉・本質を見抜く言葉・道を示す言葉 読む側の置かれた立場によってどのテーマの言葉が胸に染み入ってくるかは違うと思います。またそれぞれ受け取り方も異なってくるでしょう。 ちなみに私は4章の「本質を見抜く言葉」において印象的な言葉が多かったような気がします。 タイトルどおり100の名言が集められていますが、中には複数の名言が収められている方が何人かおります。そんな中でも私が共感を覚えたのは藤田田さんの言葉です。藤田さんは晩年こそ結果として残念な結果になりましたが、彼の残してきた功績は間違いなく大きく、そして偉大です。 何故か藤田田さんと野村克也監督って何か似ているなとの印象があったのですが、次の言葉を見てなるほど~と思いました。野村監督は著作を読めばわかるように与えられたデータを元に頭を使い結果を出されてきた方。その手法はビジネスにおいても参考になることが多いです。勝手に藤田さんに関してもそんなイメージを抱いていたのですが、次の名言を見て膝を打ちました。《未を粉にするな、頭を粉にせよ。最悪のあとには必ず最善がある 藤田田》《人生に満塁ホームランはない。ゴロやバントを狙え 藤田田》うーん。深い。。。 その他、これぞっていう言葉が満載の本書。是非手にとって貰いたいものです。ちなみに100の中で私がベストと思ったのは次の言葉。もう絶句するしかないですよね(笑)《成功は最低の教師だ ビル・ゲイツ》気になったポイント:上記名言著者紹介:作家。同志社大学卒業。出版社勤務を経て現職。 『生まれてすみません 太宰治 一五〇の言葉』(PHP研究所)、『人生を奮い立たせる アウトロー100の言葉』『壁をブチ破る 天才100の言葉』『トンデモ偉人伝 作家編』(以上、彩図社)など著書多数。 まとめると:<100の言葉シリーズで一番好きかも・・・>※この記事はアメブロでもアップしています。