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テーマ:政治について(19803)
カテゴリ:上尾市政チェック
支持者から久しぶりに電話がきた。口調はずいぶん厳しいものだった。
曰く「上尾がまた不名誉な報道をされた。」 そうなのだ。どうも上尾市選管がそう遠く無い時期に来るだろう「解散総選挙」を睨んで、見込み日程で投票所入場券を印刷してしまったのだ。 以下に報道を引用する。 “上尾、本庄両市の選挙管理委員会が、次期衆院選に向けて「十月二十六日投票」の投票所入場券計約十六万五千枚を既に作っていたことが四日、分かった。景気対策の必要性から解散先送りムードが高まる中、十月二十六日投開票の可能性は低く、入場券は紙くずとなるおそれが出てきた。 両選管は当初の報道などで有力視されていた十月十四日公示、二十六日投開票の日程に間に合うよう選挙を準備。上尾市選管は九月二十二日、入場券約十万枚を約八万円で業者へ発注、本庄市選管は九月二十二日に約六万五千枚を約十万円で発注した。上尾市選管は、既に印刷完了の連絡を受けているという。 入場券の作製は、業者への発注から納品まで一、二週間かかるため、その後の発送作業などを含めて考えると、公示日より二十日程度前に発注することが多いという。本庄市選管は「入場券は廃棄することになるかもしれない」としている。”(埼玉新聞より) 上尾市選管は10万枚を印刷してしまったということだが、今の入場券は1枚で複数人数分となっているので、世帯数プラスアルファーの印刷ということになるのだろう。 しかしそれにしても10月26日投開票の日程なんて殆んど有力視されていなかったはずだ。私の過去の日記記事でもまったく触れていない日程だ。 そうなのだ。10月26日投開票となるには、少なくとも代表質問終了の10月3日解散でなければ、それもいわゆる「話し合い解散」のように既定の事実として、でなければ準備の日がなさ過ぎるのだ。 ちなみに前回の「郵政解散」は8月8日解散、9月11日投開票だった。かなりハプニング的な抜き打ち解散であったのだが、やはり公示日まで3週間程度は空けていた。 上尾市選管はこのブログを見ていなかったのだろうか。臨時国会の冒頭解散はないことを相当論理的に検証して書いているのだが。 こういう先走った印刷は早期解散を主張していた公明党筋からの日程情報に乗った結果ではないのか。そんな気がする。「かなり信頼のおける情報」でもなければ、印刷などするわけも無いだろう。あっという間に「消えた日程」だったのだから。 島村市長体制と公明党とは思いのほか強い結びつきがあることが図らずも露呈したのでは無いだろうか。思いの外この先走りの代償は後に引きずるのかもしれない。 それにしてもテレビニュースの取材に答えていたのが、選管職員の中では若手だった。なぜ事務局長や局次長が取材に応じず、「主任」だったのか。8万円という「小額」の無駄だからその程度の対応だと考えているのならば、この先走り判断の真相を議会はきちんと追及してはっきりさせるべきではないか。 選挙管理委員会を所管するのは市議会総務委員会のはずだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
October 9, 2008 08:02:45 PM
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