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テーマ:徒然日記(22825)
カテゴリ:四方山話
今日、夜中に目覚めてテレビをつけたら「朝まで生テレビ」をやっていた。この番組もなかなかの「長寿」だ。もう20年くらいやっているような気がする。
たまたまつけたときはもう終盤だったのだろうか、出演者も司会者も疲れが感じられた。 出演していた民主党衆議院議員が「雇用の安定と格差の解消を図らなければ」と発言したとたんに、司会者は「そんなことを言っているから民主党は万年野党なんだ!」と切り捨てていた。そんな場面に出くわした。 司会者は、民主党のもうひとり、出演していた参議院議員に話を振った。 その参議院議員は「自民党と民主党で一致できる部分は一緒に取り組むべきで」などと発言した。 例えばA党とB党の2大政党で小選挙区制で選挙をした場合、1名のみの当選なので、より多くの支持を得るためにA党はB党の主張を取り込み、B党はA党の主張を取り込むということになり、この2つの党は「違い」がなくなることになる。 イギリスなどのように、政治学的に「小選挙区制度」と「2大政党」を検証した場合、こうなってしまう恐れは大変大きいという。 この懸念は現実のものになりつつある。民主党が策定を急いでいる総選挙用「マニフェスト」では、これまでのマニフェストで取り上げられていた政策のトーンダウンや記載しないものが多々あるという。 つまり、対立軸を自民党の側に寄せることで、従来の自民党支持層が持つ「ぐらつく部分」を揺さぶって民主党に投票させてしまえ、ということなのだろう。 これまでも、自民党から民主党へ政権が移ったとして、これは「看板の架け替え」に過ぎず、大きな社会の変化にはつながらないのではと危惧してきた。 「政権交代で何も変わらず」の恐れが強くなってきた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
June 28, 2009 09:03:33 AM
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