ドバイ空港の思い出
エミレーツ航空の感想は、おいておくとして、、、(かなりのカルチャーショックだった、と一言だけコメント)ドバイ空港でのワンポイントアドバイス。まあ、空港なんて世界各国どこでも結局はにたりよったり、だとは思う。ミュンヘン空港で乗り継ぎをしたって、ミュンヘンに行った!(見た!)ということにはならないし、千歳空港のなかには、「時計台」はないし、(空港周辺には紛らわしい「似せ時計台」はあるが)関西空港しか知らない私には、「大阪」のことを語る資格がないのだ。ドバイ空港も、そんな意味では何の変哲もない空港だ。別に、ラクダにのってターミナル間を移動するわけでも、アラビアンチックなお香がたちこめているわけでもないし、床が純金でも、石油の噴水があるわけでもない。(どんなイメージだったんだ!)ただ、さすが世界のトップハブ空港、24時間オ-プンしているところはスゴい。(今回の乗り継ぎも行きは夜中、帰りは午前3時)でも、ラクダはいない。(そりゃ、いないだろう、、、)まあ、ラクダは無理でも、もうすこしアラビアンな空間を期待していた私は少しだけがっかりしたのだが、ひとつだけドバイに感謝していることがある。それは、、、、今回の夏の帰国は、17度のミュンヘンから37度の東京へ。20度以上の温度差は過酷である、と思われたが、ドバイ経由であったために大変助かったわけなのだ。というのも、ドバイについて飛行機から降りた途端、、、、ボワっ!(熱風の音)ものすごい暑さに息がとまった。その熱風を例えるなら、、、、、・・・・・・一日中炎天下にさらされていた車のドアを開け中に入り、「これはたまらん!」と慌ててエアコンのスイッチを入れたら、ものすごい勢いで熱風がふきだしてきた、、、、、という感じ。日本の暑さとはまたタイプが違うが、このお陰で、北国出身、寒冷地仕様の私なのにもかかわらず、無事日本の夏を乗り越えれることができた。いつもなら、暑さで脳機能が停止するところが、呪文のように「なんの!ドバイの暑さにくらべれば!」と唱えると、あら不思議。50%位もう少し頑張ろう、という気力がみなぎってきたものである。(ドバイ、ありがとう!)しかも、行きは、この「熱風攻撃」で、日本での暑さ対策をしてくれたドバイだが、帰りは帰りで、ちゃんとミュンヘンでの寒さ対策をしてくれた。午前3時についたので、どこかで仮眠をとろうと思った、私。少し休めるところを探しあるくこと数十分。椅子がリグライングになっている場所をみつけたのは良いのだが、、、、寒い!寒すぎ!疲れてウトウトしていると、「凍死」してしまう感覚におちいるほど、空港が寒いのだ。エミレーツの機内が寒かったために、薄いセーターはもっていたものの、そんなものではまったく足りない。(コートをきている人もいた)かなしいかな、外は夜中でも35度はあると思われる砂漠のど真ん中で、寒さに震えながら、少しでも「暖かい」場所を求めてドバイ空港内をさまよい歩くはめになってしまったのである。まるで、マッチ売りの少女のように、「暖かい暖炉」を幻想しながら、空港のすみずみまでくまなく探してもどこも同じく寒かった、ということは、いかにドバイ空港のエアコンディションが優れているか、という証なのだろう。(ドバイ空港で長期滞在する方は、暖かい上着をもっていかれることを強くお進めする。)さて、そのころミュンヘンは20度くらいだったわけだけれど、35度の東京からまっすぐ帰ってきたら、「寒い!」と感じたかもしれない秋の気温も、心地よく感じられたのも、これまたドバイのお陰だと思い、大変感謝したところである。いろいろな意味で刺激になった、エミレーツ航空ドバイ経由、だった。(もしかしたら、機会があったらエミレーツ機内の話も書くかもしれない)おわり↓ ドバイ空港でのお土産。bateel、という高級デーツ(なつめやし)のブランドのお菓子。お菓子といっても、デーツ(果実)そのもの。笑でも、箱もいい感じだし、デーツは好きだから購入。 ↓ なかをあけると、なつめやし。