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カテゴリ:ドラマ系の感想
『越境捜査』
内容 角田(山西惇)率いる組織犯罪対策5課とともに、 ガサ入れに向かった右京(水谷豊) しかし、容疑者の長嶺修(土平ドンペイ)に発砲され逃走を許してしまう。 神奈川県と隣接していたため、神奈川県警に協力を仰ぎ、 追い詰めていく右京たち。 そして、右京の機転により、 立てこもっている家、中谷京子(野口かおる)宅を発見。 県警の刑事らと容疑者確保に成功する。 その帰り、右京はローラー作戦中に、気になった家をふと見たところ、 先ほどは無人だった家に、人の気配。 右京『細かいことが気になってしまう』 右京は気になり訪ねたところ、 出てきたのは、神奈川県警の早川仁志(益岡徹) その家の主人・藤堂俊作(五代高之)の娘・亜里沙(菊池和澄)の誘拐を知る。 早川の話によると、犯人の身代金の要求に 即座に5億という大金を用意できたことから、金を知る人物が犯人ではと。 そして、早川には、愛人。。。共謀した上の狂言誘拐の可能性まで浮上。 しかし家政婦・江波和枝(山本道子)の話を聞くウチに、 家を訪ねる前に持っていた疑惑は、確信へと変わる。 敬称略 さて、、どうしようかなぁ。。。一瞬だけの 大木さん(志水正義さん)が、 なにげに一番目立っていたような気がするんだけど。 『こいつのおかげで命拾いしました。』 久々の長ゼリフです!! 実際のところ前半の印象が強烈ですよね。 土平ドンペイさん。野口かおるさん。。。 今回には、メインには関係ありませんが 『きっかけ』となったのは事実でしょうし。 このドタバタがあるために、 後半の緊張感が生まれたのも事実。 ということで とりあえず。ドラマ、 犯人を取り逃がすという大失態を犯してしまった警視庁 仕方なく、神奈川県警と連携をとることに。 右京が犯人の潜伏先を見つけたことで、 面目丸つぶれにはならなかった角田さん。 そんななか、右京は、妙な家を発見する! って感じデスね。 『細かいことが気になってしまう』 これが、すべて。 ま、、、、右京さんにとっては、いつものことですけどね。 警察を名乗って乗り込んできたのが、実は犯人。 怪しむ右京が、上手く誘導して角田さんに連絡。 ってことで、解決、ですね。 お話自体は、ある種ベタな感じですので、 特に書くことはないのですが。 驚いたことに、久々ですよね。 階級的に、角田さんの方が上であることをキッチリ表現したの!! 右京さんは警部。角田は役職上『警視』以上ですので。上司となります。 しっかし、怪しい感じを前面に押し出してはいますが、 そこに『越境』という『壁』をなんとなく表現しているために 踏み込もうにも踏み込めない部分を利用して、 誘拐事件を描いたのは、アイデアとしては、面白い感じだ。 バレバレですけどね。 ただ、わたし的に少し残念なのは。 神奈川県警との連携をとったまでは良いのですが、 もう少し、連携の妙、連携の失敗などを表現するのかなぁ。..と 期待していたところがありますので、 ちょっとねぇ。。。 期待が大きすぎた感じですね。 でもこの『越境ネタ』をもっと使って欲しいんですよね。 スケールが大きくても、枠があるから大きく見えにくいところもあるわけです。 たとえば、 すぐに思い浮かぶのは『6-10』、寝台特急の話です。 別の『なわばり』に入るからこそ、オモシロ味が出るというのもありますよね。 それが、右京という人物だからこそ、 軋轢などが生まれても良いと思っていますので。 ま、、 一風変わったお話でしたが、楽しむことが出来たので、良いかな。 これまでの感想 第10話元日SP 第9話 第8話 第7話 第6話 第5話 第4話 第3話 第2話 第1話 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年01月14日 22時25分57秒
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