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カテゴリ:ドラマ系の感想
『ホラ吹き娘の親孝行』 内容 乳母を訪ねたいという早月(磯山さやか)を延岡城下に残し、 老公(里見浩太朗)たちは、高千穂へと足を延ばした。 目的は、大日本史編纂にとって、大きな意味を持つ高千穂神社等の探訪。 高千穂に入り、神社の道を通りすがりの少女・千草(森迫永依)に訪ねる。 すると、『鬼が出るから、早く帰った方がいい』と妙なことを言いつつ道順を。 教えられたとおり、神社に向かうと、、宮司(江口直彌)から。千草の事を聞く。 どうやら、アタリでは有名なホラ吹き娘だった。 お娟(由美かおる)が庄屋・茂兵衛(樋浦勉)と妻・お清(岩本千春)の家で、 宿を借りる手はずを整え、一行が庄屋のもとに行くと。。 庄屋達から千草の辛い話を聞くことになる。 父・佐伯甚左衛門(上杉祥三)と幸せに暮らしていた千草。 3ヶ月前のこと。甚左衛門ら、有志が、 郡代・大黒九右衛門(原田大二郎)の普請の金の横領を暴露しようとしていた。 そんなとき、郡代の使いという菊池兵蔵(片岡弘鳳)が佐伯の家に現れ、 千草に甚左衛門の居場所を聞きに来たのだった。 父がやろうとしていることを知らない千草は正直に答えたまでは良かったが、 大黒達は、甚左衛門に横領の罪をなすりつけ襲撃したという。 甚左衛門は手傷を負い、行き方知れず。 そして、佐伯の家は家禄を没収され、、、庄屋が引き取ったという。 それからというモノ、千草は、ホラばかりを吹くようになったのだった。 そんな千草は、父の部下・平岡信之介(宮澤寿)をかくまっていた。 そのために、ホラ吹き三昧となっていた。。。。。 一方、大黒は、甚左衛門が持ち出した帳簿を取り戻すため 千草をダマして、誘き出させようとするが、 それを見た老公は、焦ってはダメだと。。。。 敬称略 今回は、高千穂 おかしなお話ですよね。 いや、、奇妙なお話。。と言った方が正確かな。 ちなみに、一番驚いたのは、 今回、かなり、ドラマの展開が遅いこと。 いつもなら、大立ち回りがはじまるかどうかのタイミングまで、 老公達が、動いているような、動いていないような(笑) なんか、奇妙ですよね。 別に、テンポが悪いワケじゃないんだけど 細かいお話にこだわるのではなく、 『ホラ』=『ウソ』 と言う部分をクローズアップし、そこに 千草という少女の切ない思いを絡めていく。 その一方で、 ウソをついて、おびき寄せようという悪玉。 そう! どの部分を見て、ウソだらけ、、いや、、これが『オモシロ味』 なのだろう。 ドラマ全体に、ふしぎな雰囲気を はじめから、終わりまで、ずっと描き続けたと言える。 だからこそ、 突然の立ち回りと、その直前に言った千草の『ウソ』が引き立ち 結果的に“予言”となっているが、面白さが加速した感じだ。 千草『ココは高千穂、天孫降臨の地 父とともに、天に使わされた方が この地の降りるはず 千草の頭の良さを強調するだけでなく、 今回のお話のオモシロ味である『ホラ』を上手く利用した 抜群の結末だった感じだ。 う~~ん。。。天孫降臨だな(笑) しっかしまぁ、最後にキッチリまとめているので それはそれで良いのですが。 こんなに、ホラ吹きばかりを入れるなんて。。。 前回に続き、思い切った雰囲気を作り上げたモノですね。 一瞬、いろいろな神話が頭をよぎったけど そう言うのを特に利用しなかったしね。 ふしぎな雰囲気にはなってしまったが、 全体としては、オモシロ味のあったお話に仕上がっていたと思います。 次回は、臼杵 最後に、ヒトコトだけ。 どうしても、父と友人をふたり入れなきゃダメだったのかな?? ひとりでも良かったような気がしますけどね。。 若干、散漫な印象があったのは、そのためだろうね。 これまでの感想 第14話 第13話 第12話 第11話 第10話 第9話 第8話 第7話 第6話 第5話 第4話 第3話 第2話 第1話 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年02月02日 20時54分58秒
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