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カテゴリ:ドラマ系の感想
『男装の麗人』
内容 帝都歌劇団の舞台を鑑賞する右京(水谷豊)とたまき(益戸育江) 数日後。 ヤマギワプランニングを経営する実業家の山際昌子(小宮久美子)の遺体が、 自宅マンションで発見される。 かかりつけの医師によると、心臓疾患があり、 風呂上がりに扇風機はやめておけと言っていたが、、、、 扇風機の当たりすぎによる急性心不全と思われた。 米沢(六角精児)から 司法解剖で急性心不全となり事故死となったと聞かされた右京。 だが、右京はバスローブに付着していたバラの花粉が気になり始める。 マンションに向かった右京と米沢。 扇風機の位置。倒れていたソファー。そして、、薔薇の花瓶 明らかに配置がおかしかった。 そのとき、空気を循環させるサーキュレーターに目をつける右京。 1つの仮説を語り出す。サーキュレーターが向けられていたとしたら。。。。 そこで、第1発見者となった3人に疑いの目を向け始めるのだった。 元帝都歌劇団のトップだった淀わたる。 ヤマギワプランニングの専務・矢橋 そして、、先日の公演で引退した荊城紫雨(奥山佳恵) 防犯カメラの映像から、 同様のコートを持っていた矢橋の聴取をはじめる伊丹(川原和久)たち。 淀わたるとつきあっていたことが分かってくる。。。 その一方で、山崎の秘書をしていた富岡史恵(さとうやすえ)から、 淀わたるのタレントスクールについて、紫雨とのことを聞く右京。 そんななか、7年前、紫雨が劇団を辞めようとしていたこと。 そして佐々木健二というスタッフが、辞めていること。 右京は、それらを組み立て。。。。。ついに、ある人物にたどり着く。 敬称略 ↑一部、、わざと追記しています。。。だって、、不自然だもん。 それはさておき。 7年前。事故により、再起不能となってしまったひとりの劇団員 潮風うららは、“殺された”。 その真実を知った時、憎悪が生まれる。 第1発見者となってしまった親友の紫雨。 ま、、そんな感じのお話だ。 捜一の失敗ぶりが、最後に表面化しないのが、 なんか、、“らしくない”ところではあるが。 でも それも含めて、良い感じでミスリードはされていたと思います。 一応。 警察が公表していない事実を、ウッカリ話しちゃうなど ベタな展開はありますが、 その部分を捉えるドラマじゃありませんので。。。。 でも ひとりのちょっとした悪意から生まれた憎悪、、そして殺人 それを庇おうとする親友など それぞれの気持ちがキッチリ描かれているため オモシロ味を持ってみることがで来た感じだ。 ただまぁ、、気になるのは。自殺したというスタッフなんですけどね。 ココが、どうも分からない部分。 たしかに、コレも含めれば、、悪意のない一種の殺人、、いや、、追い込み なんだけどね。 これがなぁ。。。。 このドラマにとって、余分な雰囲気を与えてしまっているのも 確かなことだろう。 結果的に、死んでも死ななくても、どっちでも良いんだよね。 “それだけ重大なことをやった”というのは、 分かるんだけど。 その部分があったからこそ、 本来やるべきこと。 たとえば、山際とうららの関係など。。。 セリフによる説明や、回りくどい回想からの想像じゃ ちょっと、弱い感じですよね。 凝りすぎて、あってもなくても良いようなネタを入れるのは 本末転倒のような気がします。 ま、、 全体として、1つの“刑事物ドラマ”は完成してますけどね。 これまでの感想 第13話 第12話 第11話 第10話元日SP 第9話 第8話 第7話 第6話 第5話 第4話 第3話 第2話 第1話 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年02月11日 22時35分15秒
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