イ-400
近々、引越しをしなくてはいけないので、膨大にある趣味のコレクションを大量に整理する毎日を送っています。イー400は太平洋戦争(第二次世界大戦)当時、世界最大の潜水艦で、げたばき(水上機)の爆撃機を3機も搭載して、アメリカ本土に空襲をかけるという、遠大な絵空事のような計画の下に開発された日本帝国海軍の秘密兵器。東宝特撮映画の名作"海底軍艦”の轟天号のモデルになった潜水艦。搭載する特別な爆撃機の開発が送れ、イ400が完成したのは戦局がすでに決定してしまった終戦間近か・・・4隻でアメリカのカルフォルニアを目指して日本を出港して、これからいよいよ、アメリカを爆撃できる距離まで来た時にむなしいかな、終戦の日を向かえ、遂にその威力を発揮することはなく終わってしまった・・・シビアに言えば、戦艦大和と共に”無用の長物”の見本のような存在でしたなかったが、模型ファンにとっては永遠に憧れの幻の潜水艦なのです。