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こんばんは
遠藤です。今日は大好きなサッカーについて書こうと思います。 皆さんいま行われているクラブのワールドカップをご存知ですか? その名の通りサッカークラブの世界一を決める戦いなのです! まずクラブのワールドカップとはなんなのか、説明しましょう 大会名はFIFAクラブワールドカップです。国際サッカー連盟(FIFA)の主催する、クラブチームによるサッカーの世界大会で2000年に第1回が開催されました。その後中断を経て2005年からトヨタカップを吸収し、6大陸のクラブ選手権王者がトーナメント方式で優勝を争う形となった。余談だが2005年まで大会名称はFIFAクラブ世界選手権で、サッカークラブ世界一を決める大会は、インターコンチネンタルカップが1950年代から行われていて、欧州と南米の王者同士の直接対決によって世界一が決められていた。しかし、FIFAワールドカップにおいて他大陸国の活躍もあり「真の意味でのクラブ世界一を決めよう」とFIFAが創設したのがこの大会です。 そしてこの大会による経済効果はいくらになるんでしょうね?参考までに2010年に行われたワールドカップの経済効果はというと、約1兆円にも上るんだとか。 前身であるインターコンチネンタルカップ。この大会は1956年に第1回大会が開催。当初はホーム&アウェー方式で行われていましたが南米のサポーターが過激なため頻繁に暴動が起こるようになり、審判が観客から拳銃で撃たれる事件などが起き、欧州のチームが南米に行きたがらなくなったこともあり、中止されていました。 そこで日本が名乗りを上げて第三国である日本で行われる事になったのです。 ここでの問題は大会の意義だです。参加するクラブチームが必死になって優勝を目指さないと、いい大会にはならない。カップ戦へのモチベーションをどうするかが問題だった。名誉という点では、サッカー後進国の日本で開催される大会で、なおかつ歴史も無い状況で設定ができなかったがその結果、比較的高額な賞金設定がされることで解決したのです。 ちなみに賞金の原資は、TOYOTAのスポンサーと、世界各国へのTV放映権の販売が中心。 大会に出るクラブがある国では、TV放送される可能性が高く、例を挙げてみるとベッカムがまさにそれである。彼がMLSにいた頃、アメリカのサッカーの試合がイングランドに中継されていたように、国の人気選手が出場している国も、放映権販売の対象になるのだ。 クラブチームが、リーグを超えて試合をする機会も少なかった当時としては、希少な組合せという事もあり、販売先は多かった。 そして2005年から、欧州と南米だけでなく、6大陸の大陸別サッカー選手権王者がトーナメント方式で優勝を争う形に変更した。 2007年から開催国である日本の出場が認められるようになったため、チケットショップでは倍近い値段で販売されていたりもした。 チケットの値段はこんな感じです クラブW杯-2007年チケットショップ価格 <準々決勝> カテゴリー4 4000円(額面2000円) <準決勝> カテゴリー1 35000円(額面18000円) カテゴリー4 14000円(額面7000円) いやはや、高い、、、 また集客数も半端ではない。欧州の有名クラブがくるだけでJリーグの倍ほどの集客があるのだ。 私もマンチェスターUが来日した大会では準決勝決勝の2試合を観戦しにいったがこんなにはいるのかというほど人であふれかえっていた。 ただこのチケット価格の設定で、あの観客数である。すごい額なのは間違いない!7万人以上収容できる横浜の日産スタジアムで行い満席近くなったとしよう。最低でも3億円以上の収入となるのだ さて賞金の話に戻ろう。 気になる賞金はなんと 2007年クラブワールドカップ賞金 優勝 500万ドル(約5億5000万円) 準優勝 400万ドル(約4億4000万円) 3位 250万ドル(約2億7500万円) (2007年12月の為替相場で計算) 出場するだけで、数千万円がクラブチームに出場料金として支払われている。 数字だけ出されてもわかりずらいかも知れないので参考としてこの年の南米代表チームの年間総予算は、日本円でおよそ8億円。この大会にで決勝まで残った事で、2008シーズンの事業業績は前年比150%に成長する事になる。 どうです?すごいでしょう? ちなみにワールドカップでは 2006年ワールドカップ賞金 優勝国 23億円 準優勝 21億円 3位4位 20億円 ベスト16 約8億円 1次リーグ敗退 5億6000万円 とこれまた高額に設定されています。 というように、一つのスポーツイベントの経済効果はこんなにもあるのです。 今年は欧州と南米どちらが勝利をつかむのでしょうか?みなさんもぜひテレビから応援してくださいね お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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