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カテゴリ:プルシェンコ関連
・「技術」vs「芸術」の問題ではない (その1) からのつづき
プルシェンコ選手も何気なく言った自身の言葉を逆手にとられるとは皮肉なものです。 全てのジャッジが北米側ではない......とはいえ、こうした問題が大きく取り上げられれば、やはりジャッジの判断に多少なりとも影響するでしょう。 公平なジャッジでも、「トランジションがないと本人も認めている(のに高得点をあげるのはおかしい)」「プルシェンコはジャンプだけ」という思い込みが最初からあれば、何の先入観がなかった時よりも点を厳しくつけてしまうものではないでしょうか。 印象操作、世論誘導......日本のマスコミの女子フィギュア関連の報道の見ていて、その重要性、影響の大きさは嫌と言うほど分かりました。 だからこそ、「・フィギュアコーチ小塚嗣彦氏の発言には......」の記事で、小塚氏の発言に「あまりにも配慮が足りない」と批判的なコメントを書きました。 小塚氏に信頼を置く方や小塚選手のファンの方にはご不快だったかもしれませんが......。 小塚氏の発言は正論かもしれません......しかし、それを公共の電波を使って公に発信することの害を全く考えていません。 プルシェンコ選手の何気ない発言が逆手に取られたように、小塚氏の発言が他のジャッジや世論にどう影響するか......「愛がある指摘」ならば本人に直接すれば良いことで、印象操作・世論誘導のマスコミの戦略に乗せられるのは軽率であるといわざるを得ないと思います。 実際、OP後、「あの銀河点に疑問」を持ったのにもかかわらず、小塚氏出演の「浅田選手の失敗強調」番組で納得したという方が結構いらっしゃいました。
対して、韓国側はその辺りはさすがというべきです(苦笑)。 キムヨナ選手が2008年グランプリシリーズの中国杯減点された時、派手にアピールしました。→キムヨナのジャッジ批判 【中央日報】キム・ヨナ「本当にエッジで減点されたの?」
ジャッジに対する抗議だけならまだしも、安藤選手を批判までして良くやります。 オーサー氏は「このままやり過ごせない。公式抗議が難しいなら非公式ルートででも問題を提起したい。」(こういうのを日本では裏工作といいませんか?) キムヨナ選手はこの時、優勝しましたが、勝敗が問題ではなく、オリンピックへ向けて着々と地盤を固めていたということです。 この結果がどうなったか、この後のかの選手の活躍ぶりを見れば良く分かると思います。 このようなことを日本でもしろとは言いませんが、最低限、選手達を守ってやることは必要だと思います。 逆に選手達を貶め、ネガティブキャンペーンに参加してしまっている日本スケ連の関係者には閉口ものです。
話を元に戻しますが...... 「真央はミスしたのだから、仕方がない」 FSの演技の印象でそう結論付けられてしまいますが、SPはどうでしょう? SPの得点はプルシェンコ選手、浅田選手共に納得の出来るものではありませんでした。 男子SPでただひとり4回転+3回転のトウループを成功させたプルシェンコ選手と、ライサチェク選手との点差は、わずか0.55。 プルシェンコ選手が「提訴」という言葉を出して、問題としたのはSPの「Transitions トランジション」の得点......まさに例の問題のメールが採点時に影響したのか、またプルシェンコを負かしたい勢力にそのような採点をする口実を堂々と与えてしまったのか、とにかくありえない点数が並んでいます。
このような低得点は20位台の選手になってようやく出てくるくらいです。 これは何らかの意図が働いているとしか考えられない得点です。
浅田選手についても同様の事が言えると思います。 この問題は 今までの記事に何度も書きましたが、 2010トリノ世界選手権でのように、本来なら表彰台に乗れないような大きなミスしまくりの選手がフリーでは金メダル、総合でも銀メダルをもらえる......そのような事は起こりえないはずなのです。
バンクーバーオリンピック男子SPのジャッジ、パトリックイベンス氏のインタビュー このオリンピックの結果について「◆海外の評価◆」
【デイリースポーツ】銀プルシェンコ怒...採点システム変更を!
【サンスポ】プルシェンコ「銀」にロシアで不満の声
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