カテゴリ:社会風俗
クロニクル 蓄音機の誕生
1877(明治10)年12月6日 132年前になります。この日エジソンの製作した第1号の蓄音機がこの日稼動しました。そこでこの日が蓄音機の誕生の日とされています。 ただし、かつてブロ友のkopandaさんがブログに書かれたと記憶しますが、厳密に言うとエジソンは蓄音機の発明者ではありません。彼は蓄音機を人気商品に仕立てた普及者の役割を担ったと言えるようです。 現在では、エジソンの2年前の1875年にフランス人エドワード・レオン・スコットが発明したフォノトグラフが蓄音機およびレコードプレーヤーの前身だったと認められています。しかし惜しいことに、スコットのフォノトグラフは音を紙の上に図形として記録する器械でした。そのため再生機能を持たなかったため、通常の意味での蓄音機ではなかったのです。それでもエジソン以前に録音された音楽が存在したことは否定できません。 エジソンが発明したのは、錫箔を巻いた円筒式レコードです。ここに再生可能なレコードが出来、蓄音機とセットで販売されました。このレコードは後に蝋(ろう)管式になり、1889年頃にエミール・ベルリナーにより円盤式レコードへと改良されたのです。円盤式レコードの登場により、蓄音機の販路も拡大しました。 日本にはいつ頃養生したのかというと、1910年(明治43年)に国産蓄音機ニッポンノホンが発売されたのが最初です。この時は、軍艦マーチなどが収録されたレコードが付属品としてセットになっていたそうです。 PS 昨夜は2時からメンテナンスになったいたため、更新が遅れました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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