カテゴリ:国際政治
クロニクル アフガン和平協定調印
1988(昭和63)年4月14日 32年前のこの日、ソ連は、アフガニスタンとの和平協定に調印しました。この結果、1979年以来多くの犠牲を払ってきた、ソ連軍のアフガニスタン侵攻は、アフガンに安定した親ソ政府をつくることに失敗し、具体的な成果無しに撤退することになりました。 まさに、アフガンはソ連にとって、米国にとってのヴェトナムと同じ意味を持ったのです。ソ連軍のアフガンからの撤退は、1ヶ月後の5月15日に始まりました。 そのアフガンに、今度はアメリカがのこのこ出かけ、こちらもまた、ソ連同様不毛な戦いに消耗し、不名誉な撤退に追い込まれながら、ばお少数の兵士を残し、アフガニスタンにおける親米勢力の存続を図ろうとし、アフガンにおける平和の訪れを妨げています。その結果、アフガンの人々は、今なお無政府状態に苦しめられています。 そして、米国も小国を苦しめた責任はとらないままです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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