カテゴリ:科学と技術
クロニクル 初の営業用原子力発電に成功 1965(昭和40)年11月10日 56年前のことです。この日、茨城県東海村の東京電力の原子力発電施設で、初の営業用の原子力発電に成功しました。 東海村に実験用の原子力発電施設が建設され、実験用の発電に成功し、日本で初めて原子の火が灯ったのは、1957(昭和32)年の8月でしたから、それから8年の歳月をかけて、ようやく営業用の原子力発電に成功したのでした。 実際に本格的な発電を開始し、原子力で発電した電気を売電するようになるのは、翌66年の8月8日のことでした。 あの頃、原子力の平和利用という声が幅を利かし、私たちの間でも原子力 発電を容認する空気が広まっていたように記憶します。 チェルノブイリやフクシマ第1の事故を受け、そして使用済核燃料の無害化が なお出来ない現実が知れ渡った結果、原子力発電は、とんでもない厄介者で はないかとするとする空気が広まり、今では原子力発電は大変な嫌われ者に なり果てた感があります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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フランスが脱炭素の必要性から原発建設再開を打ち出しましたね。世界としてどう考えるのでしょう。
(2021.11.10 22:32:22)
原子力発電、何となく不安に思いながら容認していました。
深く考えなかったこと、反省します。 (2021.11.11 05:08:17)
おはようございます
商業用の原子力 昭和40年でしたか この時は 大歓迎でしたね 日本人科学者 建設業者の悪い癖 絶対大丈夫の神話 使用済みの燃料棒の後処理は 簡単に 思っていたのでしょう 想像ですが (2021.11.11 07:53:35)
原子力発電所には見学によく行きました
放射能も安全性が保障されている・・ 福井にどうしてこんなに多く建てなくちゃいけないのかなあ・・と思ったぐらいでした 安全神話にスッカリ騙されていたんですね (2021.11.11 08:44:03)
「原子力、明るい未来のエネルギー」でしたっけ?
そんな時代もあった訳ですから、その過去は、仕方ないとも、思いますが・・・ でも、今は、きっちり、改めた方がいいことは確かだと思います~! (2021.11.11 09:49:52)
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