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カテゴリ:NHK朝ドラ-2>つばさ~純と愛
楽しみにしていた『つばさ』スピンオフ&総集編も終了―
『ちりとて』終了時に強く感じたことだけれど、人物が生き生きと描かれたドラマって 終わった後も、彼らは何処かで今も暮らしている…という切なくも暖かい気持ちが残る。 『つばさ』も、その一つ>反対派は多そうだけど(笑) だから、総集編の最初と最後に新たに収録した“現在のつばさ達”が加えられていたのは 単なるサービス以上の感慨があった。 まあ、内容的にも 本編では近い将来に希望を持たせつつも遠距離恋愛になった、つばさ&翔太の恋話を 今回キチンと完結させていて、粋というか んもう、最初っから総集編も含めての算段だったんでしょ!? と、笑いながらツッコミを入れたくなるようなものだったしね。 それでも恋話オンリーではなく、 ましてや少し前に『かめ』で見せられたようなベタベタ結婚式シーンを入れるわけでもなく 和やかな家族だけのシーンで終わらせたのも良かったと思う。 ただ、やたらと線香花火を消費していたのが目に付いたけど>ぇ 本音を言うと、ひじゅには「総集編」というのは、あまり好きではない。 だってカットされてる部分が悲しくなっちゃうから(笑) なので、『ちりとて』も総集編は観なかった。 もしかして新作部分が足されていたのだろうかと、今になってちょいと気になるけど。 『瞳』の時は、その新作部分だけ観た。 放送時は呆れたり嫌ったりしていたドラマだけれど、その部分は感じが良かった。 “ひじゅに劇場”で瞳&勝太郎やローズママ達を何度かイジッたので 少し親しみが湧いてきたせいだとも思うけど(笑) で、今回の『つばさ』だけど カット部分が気になるとうよりも、断片的に頭に浮かぶ楽しい思い出のようで 普通にドラマを観る時とは、また違った楽しみ方が出来た。 ラジオ天使との別れのシーンで、 ラジオ天使の方も、つばさの姿が見えなくなる―という 胸が苦しくなる程の切ないショットがカットされていたのは残念だったかな。 真瀬&翔太が通路で話すシーンは見覚えがなかったのだけど、 ついさっきスタッフブログを覗いてきたら本放送時は使われなかったシーンらしい。 新作部分で、つばさ&翔太が祭を観るシーンの後ろに真瀬さんがいたという情報もあった。 2人の後ろ右側で首を振っていたとか何とか(笑) あの時は、後ろ左側で茶髪のお兄さんが屋台の暖簾(?)を持ち上げて外を見ていて そっちばかり気にして観ていたもんだから全く気付かなかった。 「笑いとは人間に根源的に与えられた救済である」 スタッフブログは今日初めて読んだ。 『つばさ』のギャグは寒いと、そこに批判が集中していたのは事実。 ひじゅに的には 真面目な人が一生懸命笑わせようと努力して失敗している…という印象だった(笑) でも、話が進むにつれ、登場人物達の心に潜む「闇」がどんどん露になって行き この笑いは、そうしたヒリヒリする程の苦しい思いを必死で笑い飛ばそうとしているもの… 例え表面だけでも笑っていなければ、とても耐えられない気持ちの表現… という風に思えてきた。 ブログを読むと、ひじゅにの解釈はズバピタまで行かなくとも近い部分はあったかな? 単なるオチャラケや、視聴者への媚なんてものじゃないから、 寒くて上等というか(笑) 寒いことを批判するのは的外れだったんだな、と思う。 まあ、それでも大笑いできるものに仕上がっていたなら、 その方が良かったかもしれない(笑) いずれにしても、ここに視聴者を振り落とす大きな原因があったのは事実なので そういう意味では完璧な作品、成功した作品とは言えないだろうな。 でも、振り落とされずに最後まで付いていけた少数視聴者にとっては、 そうしたところこそ愛しいのだよね。 DVDレコーダーの調子がまだイマイチで、後編は最初の方が録画できませんでした。 皆さんは楽しめましたか? 来年の『かめ』との嬉しくない再会(笑)まで、『つばさ』余韻に浸りませう。 ☆☆叱咤激励クリック、よろしくお願い致します☆☆ 朝ドラ『ファイト』~『ウェルかめ』感想は「REVIEWの部屋」から行けます つばさ 完全版 DVD-BOX1[4枚組] つばさ 完全版 DVD-BOX2[4枚組] 連続テレビ小説 つばさ 完全版 DVD-BOX 3 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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