|
|
|
2011.09.05
カテゴリ：NHK朝ドラ-2＞つばさ～純と愛
今朝は休みだからとイイ気になって二度寝してして
『おひさま』を見逃してしまった！ …ひじゅにですが何か？ ま、お昼に観たんですけどね（＾＾；） 徳子です。 何やら巷では私の明るい演技をウザイと攻撃している人がいるようで 戦争は終わったのに、まだまだ生き難い世の中だなあ…と思っております。 あのね、考えてもみて下さい。 私は丸庵の跡取り娘として店を守っていかなければならない立場なんですよ。 そのためには演技だってしますよ。 やっと来てくれた嫁にゴマもすりますよ。 痛過ぎる物真似にも大笑いするし 「男はダメだね」なんて冗談も言って間接的に女性を賛美したりもしますよ。 本当は物静かで昔の女性らしいシットリした性格なのに 嫁に取り入るために空元気を出しているんです。 気を遣っているんです、それも必死で。 長男の和成はあの通り優柔不断で中身のない男でしょう？ だから店は是非とも娘に継がせたいと小さな頃から特別な教育をしていたんですが 何の因果か早世してしまいました。 仕方なく和成を猛特訓しようかと思えば戦争が始まるし… そんな時に思い出したのが蕎麦畑で出逢った陽子なんです。 あの時は凄く良い娘さんに見えました。 後に村上堂で再会して、もう本当に運命かと思いましたよ。 え？ その割には縁談を持ち込むまで随分時間がかかったんじゃないかって？ 私の勘だけでは心もとないですからねえ 色々調べていたんですよ。 そしたらアナタ、 子爵の血筋だそうじゃないですか。 しかも、その母親は亡くなっているので バリバリ庶民の私と比較されないで済みますしねえ。 父親は大学出で紡績工場の工場長だそうだし、長兄は医者の卵だし、次兄は予科練だし おまけに本人は教師だし、エリート一家ですよね。 そんな嫁を貰ったら鼻高々ですよ。 それに結婚後も仕事を続けてくれれば収入を当てにできますしね。 出征間際に話を持ちかけたのは勿論、 本性がバレないうちに結婚に持ち込もうとの算段です。 お見合いの最中に和成の方から断ったり、後で蕎麦団子を持って行ったりしたのも 私が考えたんです。 やはりインパクトあるシチュエーションが重要だと思いましてね。 幸い和成は顔だけは私に似てイケメンなので、まんまと引っかかってくれました。 でもねえ、やっぱ人間って、一緒に暮らしてみないと分かんないもんですねえ… 皆をニコニコ照らしてくれる太陽のような子だと思ったら ギラギラ目を光らせて上目線で人々を傅かせるのが好きな「太陽」だったんですよねえ。 これじゃ朝ドラのヒロインの典型ですわ… そんな私の頑張りを嘲笑うかのように丸庵は火事になってしまいました。 落ち込む私に陽子ったら言いたい放題です。 表面上は私の口調を真似して強い仕方で励ましを与えているように見えるから 周囲はますます陽子を賛美するし 私はますます本音を押し殺して、あの子に合わて鬼ごっこまでさせられる始末… それも、タケオ君のお母さんと奥さんが来るのを見計らってのことだったんですよ。 そこが、陽子の巧妙なところなんです。 きっと私、無神経でバカ丸出しの痛いオバサンと見られたことでしょうね… で、今日は今日で 和成達が焼け残った物を見に行ってくれたんですけど これが実にアヤシイんですよ。 私は着物がどうなったか心配で仕方なかったのに、それは全く無視。 あれだけの物がほとんど無傷で残ってたんだから 着物だって大丈夫なものもあったと思うんです。 戦時中は防空壕に使っていた室にだって沢山隠してあったし。 なのに全部燃えてしまったの一言で終わりだなんて…陽子の差し金に決まってます。 かけた丼を和成に修理させるのも何か嫌な感じですよね。 自分の旦那を器用だと誇らしく思っている様子だけど 実際、そのくらいしか和成には取り得がないのも事実だけど、 老舗の蕎麦屋が修理した器を使うなんて考えものですよね。 戦時中ならともかくも、もう好景気に向かう一方の時期なんですから。 それに、何も大きなテーブルまでワザワザ安曇野に運んで来なくても… もう、あそこには戻らないとの意思表示じゃないですか？ 丸きり丸庵を見捨てたってことじゃないですか！ 普通なら焼け跡からやり直そう！再生しよう！と考えるもんでしょう。 なのに、陽子は安曇野のあの赤い屋根の家に目をつけてて あそこに引っ越す気満々なんですよ。 え？ 他所で暮らしてみたいと言ってたのは私だろうって？ あんなの安曇野を最高の地と信じてる陽子へのお世辞です。 それに私って調子に乗って思ってもいないこと言っちゃう癖があるんです。 たまには旅行に行きたい、という程度の軽口ですよ。 私も、お父さんも、陽子達の思惑を悟って、すっかり落ち込んでしまいました。 それが分かるから今日の陽子は私を励まそうとはしなかったんですよ。 でも上目線を発揮できる相手が欲しいから節子さんに口出したんです。 節子さんは私の気持ちを察して陽子のお節介を拒否してくれました。 その時の陽子の苦々しい顔つきといったら… おかげで節子さんは須藤家を追い出されてしまいました（涙 その前に安子さんが来てくれましたけど 本当はね、あの人だって憔悴してるし、ワザワザ安曇野まで来る気力もなかったんです。 でも、陽子が来るよう強制したんです。 ええ、そうに決まってます。 それでも節子さんと安子さんの会話はシミジミするものがありましたよね。 岡田君は気安いとか気が置けない関係というのと 無神経で無遠慮で人の心に土足で踏み込む行為とを混同しているらしく 相手を貶すようなやり方で励ます…という形ばかり出てきて辟易しますけど 節子さんと安子さんはそこを良い感じで演じていましたよね。 言葉の裏の思いやりや愛情というものを、しっかり滲み出させていました。 さすがだなあ…と感心しましたね。 私はそこがイマイチ下手だし 陽子は輪をかけて下手だから 表面の意地悪そうなところばかり目立って不快なシーンになってしまうんでしょうね… ま、陽子の場合、素も意地悪なんですけど。 節子さんも安子さんも遠くへ行っちゃったら私はどうしたら良いんでしょう？ 丸庵でさえ、彼女ら以外の私やお父さんの友人は登場もさせてもらえなかったんです。 赤い屋根の家に移ったら、もう周りは陽子の身内ばかりになります。 その身内だって本当は喜んで陽子の所に来るわけじゃないんですよ。 それぞれ都合ってもんがあるじゃないですか。 今日でさえ、真知子さんは高価なサクランボを貢がされるし 育子さんは東京から呼び出されるし… 育子さん、物凄くやつれてましたよね。 頬から顎にかけてが鋭角三角形になっちゃってて… まるで除隊したばかりのムン・ヒジュンのようでした。 あ、あの時のヒジュンはカムバックのために夕食抜きダイエットをしてたからですけど 育子さんは陽子に搾り取られちゃってるんでしょうね。 気の毒なことです。 いや、本当に気の毒なのは私ですよね。 丸庵もなくし着物もなくし… それでもニコニコ明るく元気なふりをしながら生きていくしかないんです。 誰か助けて下さい！ ☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆ http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/302-994150fb ☆応援クリック、よろしくお願い致します☆    にほんブログ村 人気ブログランキングへ blogramランキング参加中！ ☆朝ドラ『ファイト』～『てっぱん』感想は「REVIEWの部屋」に纏めてあります☆  やっくんち
お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
[NHK朝ドラ-2＞つばさ～純と愛] カテゴリの最新記事
|
