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カテゴリ:NHK朝ドラ-2>つばさ~純と愛
ドジっ娘設定の梅子だから、川のシーンでは
「転ぶぞ、転ぶぞ、転ぶぞ…ああ、転んだー!」 だったけど>こらこら よろけて手を振り回して叫びながらバシャーン! というベタな描写にするかと思ったら 水中に沈んだお尻のアップ! そう来るとは… 狙ってんな、NHK(^^;) …ひじゅにですが何か? 「あなた、独りぼっちなんでしょ」by梅子 イキナリ終戦日から始まった『梅ちゃん先生』― 戦中の苦労を描かないまま戦後突入では感情移入し難い! という視聴者の不満を察してか ニュース映像をまず出して当時の空気を醸し出し そのリアル映像からドラマ内の映像へと文字通り繋げて その空気の中へと自然に入って行けるよう工夫している模様。 頑張れ『梅ちゃん』! でも、あのノンビリ感、ゆったり感、ノホホン感は隠せない(笑) 昨日、父と兄が懸念していた進駐軍が上陸してきて 白黒画面からカラーの世界へとやって来たかと思うと 分っかりやすい脅え方をする人々 近寄って行く子供達 チョコレート …という象徴的なシーンへ。 焼野原のシリアスな光景と対照的に 軽いコメディ風味で行くつもりみたいな… 戦争はドラマや映画でしか知らないので とにかく、ひたすら大変だったろう…という印象なのだけど それを覆すかの様に余裕こいてる『梅ちゃん』ワールド。 勉学に励む竹夫と花嫁修業に励む松子 VS 畑仕事やトイレの汲み取りをする梅子 ドラマ的には、この二者に分けて対比させているのだけれど まあ、すべき事を持っている人と持っていない人という意味では 確かに対比になってるけど。 人を救う医者になるために頑張る竹夫と 生きていくために家の仕事に頑張る梅子を 同じグループに置くこともできるよな。 対する松子の花嫁修業… 勿論、結婚を控えた彼女にとって最重要なことなのだとは分かるけど でも、家事は母や祖母から学ぶこともできるだろうに裁縫教室に通うのって 食べ物を確保することも困難だった時代を考えると物凄く恵まれてるんじゃ… 当時を知らない私が言うのも変だけど、ある種のカルチャーショック。 『おひさま』で 戦前の様子や戦前~戦後にかけての女性の意識の在り方等が イメージとは違って意外に明るく希望に満ちたものだったと示された様に 『梅ちゃん』は 戦後の混乱期にも、それなりに暮らしていた人はいると示している? トイレの汲み取りをするヒロイン という意味では画期的かもね。 朝ドラではトイレの存在そのものが無視されることが多いから(笑) 彼女がそれ以外ではすることもなく、フラフラしていることには さほどオカシいとは感じない>私だけ? 工場も学校もなくなってしまった、という理由があるから。 『火垂るの墓』でも兄@清太が似た様な理由で家にいて 世話になっている叔母さんに嫌味を言われるシーンがあったっけね。 したい事が見つからない→自分探し→それなりの“夢”に繋がる というのが、最近の朝ドラ・ヒロインによく見られたパターンだと思うので その一環+整合性あり…かな?(笑) ともあれ、今日のメインは昨日の少年との関わり― 梅子の運命を大きく変えることになるらしい彼と どんな風に関わって行くのか…と思っていたら もう早速、再登場。 近所で盗みを働く彼を家に招く…という既視感溢れる話。 イキナリ登場した家族で寄せ書きした思い出の皿。 幸福な家族っぷりを発揮するKYなヒロイン。 「空襲で家族を亡くしたのね」 分かってんのなら孫を止めろよ、お祖母ちゃん(^^;) お皿を壊されたことへの怒りより 祖母の言葉に気付かされ少年に謝る梅子は良い感じだったけど 追いかけていく時のBGMは何なんだ… いや、それよりも 少年にかける言葉の選び方が… でも、これって 昨日のお賽銭シーンでも思ったことだけど 他より恵まれた環境にあり世間を知らない小娘が 何の悪気もなく言っちゃう言葉だという雰囲気は、よく出ているかもね。 単純に魚を捕りに川へ行くのは果てしなくダメお節介ヒロイン路線だけど “お嬢様”な(でも劣等感は抱いている)ヒロインが目覚めていく図ぅ― と受け取るなら微笑ましく観ることができるかも? 正直なところ 狭間にあると言えるかな。 朝ドラの中での、また私の中での立ち位置。 まあ、最初の一週間は意識的に褒め系で行きマス(^^) ☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆ http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/535-3d711322 ☆応援クリック、よろしくお願い致します☆ にほんブログ村 人気ブログランキングへ blogramランキング参加中! ☆朝ドラ『ファイト』~『カーネーション』感想は「REVIEWの部屋」に纏めてあります☆ やっくんち
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