16001742 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

もう…何がなんだか日記

もう…何がなんだか日記

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Free Space

Hee Jun flash-2

Hee Jun flash-1

hee jun flash

お尻ダンス


Category

日常あれこれ

(144)

虎に翼

(3)

ブギウギ

(26)

らんまん

(26)

舞いあがれ!

(19)

ちむどんどん

(18)

カムカムエブリバディ

(14)

おかえりモネ

(9)

朝ドラ-4>わろてんか~おちょやん

(1043)

NHK朝ドラ-3>あまちゃん~ひよっこ

(1394)

NHK朝ドラ-2>つばさ~純と愛

(1237)

NHK朝ドラ-1>ファイト~だんだん

(1236)

ちゅらさん

(8)

朝ドラについて考える

(53)

相棒

(179)

動物

(111)

韓国映画

(68)

香港・中国映画

(22)

欧米映画

(28)

日本映画

(30)

007シリーズ

(14)

その他の映画

(2)

ドラマ-1-

(54)

ドラマ-2-

(98)

ドラマ-3-

(25)

単発ドラマ

(12)

八重の桜

(50)

平清盛

(50)

陽だまりの樹

(12)

JIN-仁-

(23)

加藤虎ノ介

(10)

ドラマ以外のTV番組&DVD等

(11)

韓国ドラマ-1-

(16)

欧米ドラマ

(25)

台湾ドラマ

(45)

台湾ドラマ-2-

(5)

韓国ドラマ-2-

(104)

韓国ドラマ-3-

(96)

韓国ドラマ-4-

(44)

MV&歌詞訳(主にヒジュン)

(9)

MV&歌詞訳(パク・ヒョシン)

(5)

MV&歌詞訳(主にQUEEN)

(21)

MV&歌詞訳(エド・シーラン)

(11)

MV&歌詞訳(その他)

(35)

レトルト&キヨ その他

(4)

お気に入り動画

(1)

K-POP(主にヒジュン)

(37)

歌詞訳(k-pop)

(72)

食べ物・飲み物

(148)

ラーメン etc.

(35)

風景、植物

(18)

韓流 ・華流あれこれ

(12)

アニメ-1-

(30)

アニメ-2-

(38)

鬼滅の刃

(2)

小説&マンガreview

(12)

イラストetc.

(20)

『はみだしっ子』シリーズ

(12)

(12)

お出かけ、イベント...etc.

(8)

バトン

(59)

Freepage List

Recent Posts

Calendar

Favorite Blog

街並み照らすヤツら… New! レベル999さん

多くの人がGW 今年こ… New! らぶりーたわ子さん

【虎に翼】第5週(4/2… New! ショコラ425さん

 いいひとあっちゃ… いいひとあっちゃんさん
チャリおやじ(ハン… dyy928さん

Keyword Search

▼キーワード検索

2012.04.22
XML
カテゴリ:韓国映画
母は薄暗い店で働いている。
視線の先には息子。
息子は外の光の中にいる。

狭い出入り口
横に広がる道路

対照的な映像が面白いというだけでなく
これはメタファーなのだと思った。
母がいる場所は“子宮”なのだと感じた。

広い世界へと子供を生み出した後も
母親はずっと子供を見つめている。


「韓国のスピルバーグ」から既に「世界のポン・ジュノ」になった感のあるポンちゃん。
’69年生まれ。
これがまだ劇場長編映画4作目。


観てから随分と経ってしまった。
何と書いて良いのか分からなかったから。


冒頭、草原の中をフラフラと歩いてきた母は、いきなり踊りだす。
涙を拭いながら。

ここで観客は度肝を抜かれる…と思う。

その直前の状況は物語も終盤になって明らかになる。
また、ラストシーンへの伏線でもある。

ラスト、バス旅行に浮かれるオバサン達に混じって母はまた踊る。
嫌な記憶、辛い思い出を消してくれるというツボに鍼を打った後で。


私もたまにあるんだよな。
嫌なことがあった後、辛い思いをした後、
「踊っちゃえ~」と身体を動かしたりすること(笑)

韓国は“アジアのラテン系”と言われているそうだから
尚更そういうところがあるのかも…?

そして、生きるということは踊ることに似ている。


私は母となった経験はないし
私を産んだ母はもう何年も前に亡くなった。
だから観念的な捉え方かもしれないけど

この映画の“母”は、まさに“母親”だと思った。

親にとって子供は何歳になっても子供だと聞く。
お腹を痛めて子供を生み出す母親にとっては
もっと、何ていうか、動物的?肉的?
自分自身の身体と密着したものなのかな…という気がする。


主人公の息子は知的障害がある…というのが実に象徴的。

同じベッドで抱き合う様にして眠る母子は
傍目にはアヤシく映るかもしれないけど
これって、母親にとっては
息子はまさしく、いつまでたっても幼い子供のまま…
ってことだよね。

目が離せない、いつまでも苦労が絶えない
それでも、“母”にとっては、この上なく幸福な日々だったのかもしれない。


障がい者=ピュア
と描く傾向が、特に日本の作品には多い気がするけど
これは違う。
普段は子供のままの様な息子には、それなりに下卑た部分も芽生えてくる。
お酒を飲んで酔っ払ったり、女の子を欲したり…
そして時々、ハッとする程、鋭い顔を見せたりもする。

“母”が狼狽するのは、息子の中に見知らぬ大人の顔を見た時。


そんな息子に殺人容疑がかえけられ、何とか罪を晴らそうと奔走する“母”―
というのが主な物語。


哀れだったり滑稽だったり…ポンちゃんは容赦なく描く。
ペットボトルのシーンなんて絶妙(笑)

そして驚愕の事実が判明し
さらに驚愕の事態へと進む。

その中で“母”が叫ぶのが
「お母さん」
であるのが…もう、凄いよポンちゃん。
ポンちゃん、すげー!


で、「真犯人」に“母”が尋ねるのも
「お母さんはいるの?」
だってところが、もうね…

母親の愛は盲目的で
愚かで哀れで自己中。



『マザー/Mother』 2009年 / 韓国
監督:ポン・ジュノ
出演:キム・ヘジャ(トジュンの母)、ウォンビン(トジュン)





☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆
http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/558-1eade51f


☆応援クリック、よろしくお願い致します☆
にほんブログ村 テレビブログ テレビドラマへ            blogram投票ボタン
にほんブログ村      人気ブログランキングへ    blogramランキング参加中!

☆映画&ドラマ感想は「REVIEWの部屋」に纏めてあります☆
やっくんち
やっくんち


【25%OFF】[Blu-ray] 母なる証明

【25%OFF】[Blu-ray] 母なる証明
価格:3,780円(税込、送料別)








お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2012.07.04 16:06:24
コメント(0) | コメントを書く
[韓国映画] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.