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カテゴリ:NHK朝ドラ-3>あまちゃん~ひよっこ
言うまでもないけど
『ロミジュリ』といえば ムン・ヒジュン! えっ、知らない? …わ、分かる奴だけ分かりゃいい>強がり …ひじゅにですが何か? 「バカが読んでも分かりますね」by村岡 ↑これぞ朝ドラの定義!? 花子:美輪様ったら良いこと言うわね まさに私達は今「キラキラした」世界にいるけど これから灰色の現実に踏み出していくのよ 蓮子:はなちゃんの場合はバラ色じゃなくて? 将来の旦那様と仕事と両方に出逢えたんですもの 花:ギルバートを重ねていると思われる朝市を すっ飛ばして好きになる相手としては イマイチ格好良くない気はするんだけどね 蓮:こらこら! そりゃあ白鳥さんの容姿ひとつで笑わせにかかるドラマですもの ヒロイン相手役には凄いイケメンを用意するものと期待していたけど 物は考え様よ 白鳥さんに頼らなくても常にヒロインの傍にはギャグが溢れることになるわ 花:ちょっと、幾ら変態仮面だからって、それって酷過ぎない? 村岡さんは村岡さんで素敵なところあるのよ 蓮:あら、もう好きになってるじゃないの 花:だって、印刷会社の二代目なのよ ボンボンよ 私の結婚相手としては破格でしょ 蓮:条件から入るなんて、さすがね 私は心から愛せる人なら貧乏でも構わないわ 花:残念ね、真逆の展開が待っているわね 蓮:酷いわ あのね、ドン百姓のあなたには分からないだろうけど 名家の間では家のため名のために結婚を利用するものなのよ 花:今日のお兄様の様子では、お金のためっぽいわね 遂に葉山家も没落の兆し? 蓮:だから私…多分、断り切れないわ… 花:多分じゃなくて確実よ あなたが成金オヤジと再婚することは実話なんですもの 蓮:何でも「実話」で通さなくても良さそうなものよね はなちゃんの人生は『アン』で覆われてるというのに 花:これから『アン』超えが始まるわ アンは不倫も略奪婚もしなかったし 結婚と仕事の両立もしなかったわ 私は新しい女の生き方を示してみせるわ 蓮:前者はともかく後者は私が勧めてあげたんじゃないの 与謝野晶子を引き合いにして ていうか、本好きという設定のくせに与謝野晶子を知らないってどーよ? 花:あら、蓮様だって『ロミジュリ』を知らなかったじゃないの 蓮:それは脚本家に言ってよ 私は歌人として世に出る予定なのに お兄様に習う許可を得るシーンと芝居の稽古をサボって詠むシーンだけ 腕前も意欲も情熱も全く描かれていないわよね 花:私だって翻訳家として活躍することになってるのに ただ英語が得意という設定だけで苦労や喜びの描写はスルーよ 蓮:それでも英語を猛勉強したとか 新しい単語との出逢いがパルピテーションとか 幾つかの記号は配置されてたじゃないの 花:ヒロインなのに、それだけじゃ足りないわ 実話通りなら、私だって歌を勉強したし 交流関係も様々だったはずなのに そうした中で自分を広げていって翻訳に生かせたはずなのに 醍醐ちゃんまでスルーしてしまう私になってて… 蓮:まあ、醍醐さんは物語の進行係ですものね 花:だからって都合良く使い過ぎだし 下世話に描き過ぎだと思うわ 蓮:実際には、はなちゃんよりも若くて 顔立ちもクッキリ派手で溌溂としていて 前途有望な女優さんらしいから ああいう雑な使い方をしてヒロインより目立たなくしているのよ 助かってるじゃない 花:と、ともかくも 今日は翻訳をするきっかけが描かれたので そこは嬉しいわ 蓮:正式にお願いしたはずのプロの翻訳家が 意味不明な翻訳しかできなくて 学生のあなたがズバピタな翻訳ができちゃうなんて 幾ら何でもデフォルメし過ぎって気はするけど 花:そこは分かりやすさがモットーの朝ドラよ 蓮:せめて、あなたの訳文も読み上げてみせれば効果的だったのにね 花:そんなのボロが出るからダメよ 私の訳を謙遜して言ってるんじゃないわよ 私の代わりに翻訳してくれてるスタッフのせいよ 蓮:やっぱり他人のを盗んでいたのね 「コピッと頑張ります」っていうのは 「コピー」と言いそうになったのを誤魔化したんでしょ 花:そそそそんなわけないでしょ 私が噛み砕いた翻訳ができるっていうのは 以前の富山先生の授業でも示されたから 視聴者はちゃんと行間を読んでくれるわ 蓮:富山先生っていえば梶原編集長と逢引してたってこと 否定しなかったわね 花:あんな目立つ場所で逢ってたんですもの それにしても、2人の事情にも『ロミジュリ』を重ねるとはね 蓮:というより 先に出逢って愛が芽生えていたのに邪魔されて 相手が他の女性と結婚したものの離婚して 2人の仲が復活…って はなちゃんの恋話の前振りになっているわね 花:サイレント映画の様な妄想シーンを入れて あくまでも美しく好ましいものとして描いたりしてね 蓮:あなたの想像力も下世話な方向に行っちゃってるわよね 花:やはり不倫には不快感を抱く視聴者が多いから 今から色々工夫を凝らしてるのよ 蓮:今や不倫は文化なのに? 花:朝ドラ視聴者は信じられないくらい保守的な人が多いみたい 過去作も少しでも従来の型から逸脱するものがあれば それはそれは凄い勢いでバッシングされたわ 蓮:その点『花アン』はかなり保守的に作られてるわよね 花:先に爆弾が控えてるものね それも私だけじゃなく蓮様と連続よ 蓮:私は愛のない辛い結婚生活を抜け出して 年下イケメンと真実の愛を貫くのよ 寧ろ拍手喝采だと思うわ 花:また私の影を薄くしようって気ね ままままさかヒロインの座を奪おうって気じゃ… 蓮:私の人生の方がドラマチックなんだから仕方ないでしょ これは実話よ ☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆ http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/1457-0c5f000f ☆応援クリック、よろしくお願い致します☆ にほんブログ村 人気ブログランキングへ blogramランキング参加中! バラの花束 電子辞書>今は便利だよね 面会人はストーカー お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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「サルでも描けるまんが教室」と「象が踏んでも壊れない筆箱」を思い出しました。あの当時、百科事典・百科辞典を購入できた人達って限られてたんじゃないですか?どういう層を対象にしてるかによって、皮肉にも聞こえます。
花子の翻訳力よりあの編集者達の怠慢さを暴露してるような…。一応、依頼された相手がいるんだし、原稿をもらった時点での確認とか質問とか編集者の仕事を怠ってるみたいです。 ふじさんは、家も仕事も頑張ってますが、旦那様の選択眼は…。 (2014.05.06 14:30:39)
こぴっと、といわれると反射的にホビット?と変換されます。
史実がどうであれ心情を丹念に追ってくれれば たとえ主人公が妻子あるひとと結婚したとしてもよいと思うのです。 逆にそこをスル―して良い話に持っていこうとすればするほど『史実ではこうだった』となるような気がします。 それにして昔のこととはいえ頼んだ翻訳を教授の了解なしに変更するってありなんでしょうか。 もし教授の翻訳が硬いと思うなら担当が原稿を取りにった時に説明して直していただければよいのでは。 そもそもどういう人相手の本で、どのくらいの難易度なのか説明せず依頼した方に責任があるのでは。 ちょっと無理やりな展開だと思います。 (2014.05.06 18:34:00)
「アンのゆりかご 村岡花子の生涯」を読みました。その中で最愛のご主人との馴れ初めがあるのですが、知り合った当初ご主人は病身の妻と子どもがいました。子どもは親戚に養子に出され、妻は実家に療養のため返されていたとのこと。当時の時代背景は、妻がこのようになった場合は離婚も止むなしという考えだったようですが、クリスチャンだったご主人は妻が病身という理由で離婚を切り出す事を躊躇っていたようです。
それが花子と知り合ってからは、熱に浮かされたようにラブレターの往復書簡を重ね、知り合って6月後に結婚をしたと書かれてました。病身の妻の事は一切触れられていませんでした。当時の世相として妻も夫を縛りつけるのは忍びないと離婚を決意したのでしょうが、かなり複雑な思いだったことでしょう。そんな1人の女性の苦しみなど書かれていなかった。彼女がそれからどうなったのかは全く何もわかりません。ご主人が先妻との間になした、養子に出した子が関東大震災で生命を落としたということが書かれてあっただけ。彼女は初めから存在しない人になってしまったのです。 お孫さんはお祖母様を悪く書きたくなかったのでしょうが、これではあまりにも冷たすぎる。村岡さんは女性の地位向上のために尽力したというエピソードも嘘臭く感じられてしまいました。 ドラマではどのように書くのでしょうか。 もちろん、全て本当の事をドラマで描く必要はないでしょう。フィクションを取り入れても構わないと思うけれど、視聴者の共感を得るために、この前妻を思いっきり悪妻に描くのであれば、あまりにも可哀想でたまりません。 (2014.05.07 03:15:22)
ありがとうございます。
スカッとするエピとして出したのかもしれませんが、ちょっと不自然過ぎますよね。 花子の翻訳力を強調するにしても、もう少し違う方法があった気がします。 ていうか、いつの間にか戯曲や詩集が上手く翻訳できるようになっちゃってて… そうなるまでの経緯や心境等を見せてほしかったのに…と思います。 (2014.05.11 15:52:38)
ありがとうございます。
無理クリ綺麗に纏めようとせず朝ドラの枠を破ったドロドロ・ドラマにしてくれた方が良いと思います。 まあ、個人的には好みじゃないけど(笑)でも、脚本家が信念のもとに描くなら感心するし応援します。 『純愛』の時もそうでしたけど「朝ドラらしくない」という様な非難は嫌だなあと思うので。 「朝ドラらしくない」とツッコミつつ楽しんで観られるなら良いんですが。 (2014.05.11 15:58:13)
ありがとうございます。
う~ん、やるせないものがありますねえ…時代性もあるとはいえ、やはりね。 ていうか、信仰はどこへ行っちゃったんだよ!?って感じですね。 『カーネ』でも周防さんの妻は病床にあったけど、まあ、あちらは結局のところ元に戻りましたもんね。 こちらは、どう繕っても略奪婚…だからこそ、どう描くか興味がわくところなんだけど…今迄の様子だと期待できるのか疑問。 (2014.05.12 19:55:46) |