カテゴリ:The B-52's
The B-52'sの新作「FUNPLEX」がいよいよ25日に発売される。何せ16年ぶりのオリジナル・アルバムだ、期待するなという方が無理でしょう
76年に結成されるや、ベンチャーズ(THE VENTURES)系テケテケ・ギター&ふざけた奇天烈トリプル・ヴォーカルで一躍ニューウェイヴを代表するバンドとなったThe B-52's。 今宵は新アルバムのリリースを祝し、懐かしの映像を見ながら彼等について語らせてちょーだい!(by 財津一郎) 79年リリースの1stアルバム「THE B-52's(警告!THE B-52's来襲)」からして既に強烈なはじけっぷりだった彼等 メンバーは、見るからに怪しげな男性vo.フレッド・シュナイダー(Fred Schneider)に、奇抜なコスチュームの両女性vo.シンディ・ウィルソン(Cindy Wilson)&vo兼オルガンのケイト・ピアソン(Kate Pierson)。そして3人とは対照的な二枚目dr.キース・ストリックランド(Keith Strickland)に、シンディの実の兄で、半ズボンがよく似合うキュートなg.リッキー・ウィルソン(Ricky Wilson)の5人組。ちなみに、男性3人はゲイで、ケイトはバイセクシャルらしい…。 ではまず、彼等のデビュー・シングルをどうぞ♪ “Rock Lobster” 翌80年には2nd「WILD PLANET(禁断の惑星)」をリリースし、ビルボードチャート18位を記録。しかし続く82年にリリースされた、トーキング・ヘッズ(TALKING HEADS)のデヴィッド・バーン(David Byrne)プロデュースのEP「MESOPOTAMIA」はやや実験的だったこともあり、評価は今ひとつだった。 2ndアルバムより、 “Give Me Back My Man” お兄ちゃんを見つめるシンディ 同アルバムより、 “Private Idaho” クセになるリッキーのテケテケ♪ そして83年には「WHAMMY!(ワーミィ!ワーミィ!)」をリリース。 このアルバムからシングル・カットされた“Song for a Future Generation(未来のビーズ)”のPVを「ザ・ポッパーズMTV」で初めて見た私は、一発で彼等の虜になった→こちら 驚きのレア映像 生で歌う “Song for a Future Generation”他 リッキー しかし次のアルバムを制作中の85年10月、リッキーが32歳という若さで他界。AIDSだった…。この時、生まれて初めて好きなアーティストの死をリアルタイムで体感し、言葉では言い表せないほどのショックを受けた 残されたメンバーのショックもまた計り知れないものだったが、“いつまでも落ち込んでられっかよ!”と、ドラムスのキースが何とギターに転向!リッキー独自の奏法を練習し、見事にテケテケ・ギターを再現したのである。 そんな努力が実を結び、89年にリリースしたアルバム「COSMIC THING(コズミック・シング)」が大ヒットファンを喜ばせた。 全米3位に輝いた、ごきげんなダンス・ナンバー “Love Shack” 同じく全米3位を記録した “Roam” 92年にはアルバム「GOOD STUFF(グッド・スタッフ)」をリリースしたが、以降、オリジナル・アルバム制作からは遠ざかっていた。 そして16年の歳月が流れ、ようやく待ちに待った新作「FUNPLEX(ファンプレックス)」が3月25日の今日、発売される 楽しみッ!! ラストは、新作アルバムのタイトルソングをお聴き下さい♪ “Funplex” 以上、延々とお付き合いいただき、どうも有難うございました~m(_ _)m 向かって一番右が、在りし日のリッキー (*^^*) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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