ちらし寿司みたい!ブラジルのとうもろこしクスクス、「クスクス・パウリスタ」
そんな訳で、前回のブラジル料理の続き。今回は「クスクス・パウリスタ」です。 キレイでしょ?^^本来はリング型で抜くらしいのですが、2人分で量が少ないので小さめの器で。元来、人が集まる際などによく作られる家庭料理だそう。彩の良い具を豪勢に使うところや、型で抜いて飾り付けをするところが日本のちらし寿司・押し寿司に似ている気がします。切り分けるとこんな。 さてさて、一見正体がわからないこれ、「何?」と当然の質問が来ますが「ブラジル風のクスクス」と答えになっていない返答をしてみます。「ん?・・・ウマイ!けど何だろう、複雑な味がする。トマトと海老と・・・鶏?あと何かダシになるもの入ってる?」「だしは主に茹でた海老と鶏のスープ。あとオリーブとアンチョビ」「あー、だからこんな複雑な味なんだー。ウマイねーこれ。初めて食べる旨味。キレイだし。誰かに食べさせたい」好評です。「また作って」コール入りました^^丁寧に飾り付けて作った甲斐があったな~。作り方は簡単ですが、フレーク状に挽かれたコーン、お近くにブラジル食材店がない方は入手しづらいかも・・・^^;その場合は、クスクス等で代用なさってみてください。コーンと小麦なので当然味は違ってしまいますが、美味しいものができると思います。≪ブラジルのクスクス、デコレーションもきれいな「クスクス・パウリスタ」≫レシピ:約2人分1) 殻つきの海老4~5尾は背ワタを抜いて白ワイン少々を振り、かぶる程度の水を加えてラップをしてレンジで約2分加熱。だしは使うので取っておき、海老は殻をむいて横にスライスしておく(飾りに使います)。2) フライパンにオリーブオイル少々、包丁で叩いて香りを出した後みじん切りにしたにんにく1かけ分を入れて弱火で徐々に熱し、香りが出てきたら玉ねぎのみじん切り1/3個分程度と細かく刻んだ鶏肉50g程度を加え、色が変わるまで炒める。3) 2)にみじん切りのピーマン1個分と種を取って粗く刻んだグリーンオリーブ2~3個分、細かく刻んだアンチョビ1~2尾を加えてさっと火を通し、ホールトマト1/2缶をつぶしながら加え、1)のえびのだしも加えて混ぜる。4) ここにフレーク状に挽かれたとうもろこし粉1カップを加え、よく混ぜる。ひたひたの水分量になるよう、足りなければ水を足してください。5) 4)を、焦げ付かないよう弱火でゆっくり水分を飛ばし、もったりした感じになるまで混ぜて粗熱を取る。水分が多すぎるとべチャッと、少なすぎるとぱさつくので、うまい具合に調整してください。6) 抜き型にオリーブオイルを薄く塗り、ゆで卵・アンチョビ・オリーブ・海老、パセリ等をきれいに並べ、その上から5)を隙間ができないよう詰めて、上部を平らに整えて上手にひっくり返したらできあがり!とうもろこしのフレーク、「ファリーニャ」という名前で売られています。楽天で探してみたのですが残念ながら見つからなかったので、ない場合はクスクスで代用してみてください(コーンミールやグリッツよりは、クスクスの方が良いと思います)。鶏と甲殻類のだしを合わせるのは、南米料理ではポピュラーな調理法のようです。だしの風味が複雑になって美味しいので、是非お試しくださいね! ↓という訳でクスクス。このメニューには小粒か中粒のが合うんじゃないかな。 こちらのお店は、合計3,150円以上で送料無料になりますよ♪ クスクス 細粒 500g クスクス 中粒 500g ↑ ↑ ↑ 3種類のランキングに参加しています。 順位が上がると、より多くの方々にご覧頂くチャンスが広がります^0^ 本日もポチッと応援、お願いいたします^^