テーマ:日本料理(372)
お料理いながき @福岡市 ~平安時代からの四條流を伝承する稲垣大将の技を堪能できる
これまでの時代は「グローバリスト」の時代でした。 富裕層に向けて「雅」の料理を提供するのが時代の流れでした。 しかし、コロナショックによるグレイトリセットにおいて、より限定的なお客様に長く繰り返し来店していただく方向に向かおうとしていると私は考えます。 せっかく福岡に来たので、そんな時代のヒントを与えくれるお店で勉強して帰ります。 七十越えても冴え渡る日本料理を提供する稲垣大将のところです。 本日は「帆立の羽二重蒸し」と「梭子魚」が旬料理のようです。 まずは先付から・・ 蛸の柔らか煮、けら焼き このわたがけの白菜 椎茸、蓮、ゴウヤ?の白和え 平政の腹身の南蛮漬け 玉子しんじょうとあこうの葛たたきの椀 アコウの葛打ちが玄人好みですね。 玉子しんじょうの濃厚な味わいと相性が良いです。 徐々に口の中に味わいのボリュームが増していきまう。 お造り アラ、槍烏賊、鮪 脂ののったアラ、烏賊の包丁が良く食感と甘さがある 帆立羽二重蒸し 長芋、魚のすり身をギリギリ出汁で伸ばして羽二重蒸しに 最近日本料理店で提供された記憶がないが、味わいが深く、これはうまい! 羽二重蒸し https://temaeitamae.jp/top/t8/Japanese.food.6/094.html 梭子魚の酒盗干し 味噌蒟蒻、酢蓮、鱧の子漬け 身が締まった味わい深い梭子魚がたいへん美味しいです。 牛肉と茄子の冷やし鉢 セロリとザーサイと出汁醤油のジュレかな アボガドの変わり揚げ アボガドにすり潰したアボガドとジャガイモをつめてクラッカーであられ揚げにしてある。 そこに鼈甲庵をかけてある。 これは、アイデアですね。 美味しい。 じゃこご飯 香の物、蜆の味噌汁 梨のゼリー サイダーのようなゼリー 高級食材でわかりやすく攻めるのもいいですが、食べての既知や経験をもって楽しむことができるお料理もいいですね。 人生は学ぶことに楽しさがある、ということですね。 今日も学びがありました。 お金は取り戻せるが時間は取り戻せない。 こう言う時に学びの時間をとるのが大切ですね。 日本のお料理 稲垣 (にほんのおりょうりいながき) 福岡県福岡市博多区上川端町1-3 電話 092-291-5495 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.06.29 06:57:37
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