カテゴリ:ジェームズオオクボのホテル&お宿見聞録
マリンパレスかごしま @鹿児島市与次郎 ~落ち着いた雰囲気でフレンチのコース
鹿児島、初日の夜はマリンパレスかごしまの「Restaurant MARINA TERRACE」のディナー料理のフィジビリティチェックです。 「Restaurant MARINA TERRACE」には個室が2タイプ、3部屋あり、利用シーンにあわせて使えて良いですね。 和の個室。足落としがあります。 こちらがコース料理。 こちらが、HPのみ限定のさらにワンランクの上のコース。 コース料理の他、宿泊者向けに定食メニューがあります。 今後、どうなるかはプロジェクトの振興次第なのですが。 さて、今宵は一番出数が多い4,000円のコースをチョイスしています。 まずはカリフラワーのムースと冷製コンソメ。 この料理を見て思い出したのが福岡県宗像市の兵藤賢馬先生のスペシャリテの「パリソワール北海道産のウニを添えて」。 白亜の御殿のホテルのメインダイニング『ロルキデ・ブランシュ』で食べました。 確か1万円のコース。もう、4年も前なのに記憶に残っていますね。 ちなみに、「パリソワーレ」という料理は1960年代の名料理人、故志度藤雄氏のスペシャリテ。 オリジナルは、ヴィシソワーズとコンソメスープを冷やしてスープに含まれるゼラチン分あるいは少量のゼラチンを加えてゆるく固めたものとを、ガラス器に交互に注ぎ入れたものですが、コンソメを絶妙なテクスチャに泡立てて、ジャガイモのピュレにあわせた変形版。 参考に画像を。 弾力があり立体感のある泡に北海道の雲丹とキャビアの組み合わせでゴージャスにしてあります。 コンソメとジャガイモがバランスよく、これだけで十分うまい。 雲丹とキャビアはリップサービスみたいなものですね。。 香りの良いエクストラバージンオイルをテーブルで入れてくれます。 東京では昔多かったですね。 ビーツとじゃがいものポタージュ ビーツだからとて甘さはなく、塩味と香りは良い意味で土っぽさがあり、これはこれで好き。ニベのポワレ あさりと春菊のソース 汁気の多いスープ仕立ての場合は、卓上でスープを入れるようにしてサービスを付加したいですね。 目の前でエスプーマを仕上げるなど、接触機会を設けてエンターテイメント性を高めると良い。ちなみに同じくらいの時期に行ったからか『ロルキデ・ブランシュ』でも似たような見た目の料理が出来てましたが、下仁田手コニャックテ コニャックコニャックにつけた海老のカダイフで、濃厚かつ味わい深いソースとカダイフの食感が良かったですね。 蜂蜜につけたバルサミコ酢の風味スペアリブのグリルは味わいがしっかりしていて、万人受けしそう。 デザート マリンパレスかごしま 〒890-0062 鹿児島県鹿児島市与次郎2丁目8−8 電話 099-253-8822 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.02.15 14:29:09
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