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カテゴリ:同業比較
今日は総合スーパーの株価の比較です。この業界ほとんどチェックしたこと
ないので、たまに振り返ると以外な発見があったりします。 業界平均の株価上昇率は32%で、TOPIXに負けてます。やはり業界全体の 成長が頭打ちであること、低迷企業が多い事などによるものでしょうか。 しかし上昇率1位はイズミで78.6%、2位イオンで77.8%、3位平和堂で56.8%となっています。 以前の比較を見ると私は 「業績堅調でそこそこ競争力もありそうな会社は平和堂、イズミくらいでしょうか。 それなのになぜ一番割安なんでしょうかね。」 と書いてますが、やはり結果的にはこの2社については相対的に正当な評価を与え られたと言えるのかもしれません。成長率はあまり高くないですが、PERは 20倍近く、今の相場状況からは適正水準でしょうか。 しかし、やはりこのような業界内でも良い経営をしている会社は時期が来れば それなりに見直されるということが良くわかりますね。 イオンは上記2社に比べれば決して効率的な経営をしているとは言えませんが、 なんでこんなに評価されたのでしょうか。PER23倍ですからね。単に大型株 相場に乗っただけでしょうか。それにしても下期で80%も上げてますからね、 経営動向に変化があったのか、私はフォローしていないので、わかりませんが、 正直くやしいですね。 くやしいと言えば、西友やダイエーといった超ダメダメ企業も5割、6割上げてる んですよね。とても経営の改善が見られたと言うことはないと思うのですが、 ダイエーなんか、店舗の閉鎖など、リストラが進んでいることが評価されている のでしょうか? 唯一株価が激下げしているのはPLANT。9月決算で会社予想を下回り、結局 減益に終わったからですね。スーパーセンターという業態自体が限界にきている のでしょうか、なかなか利益が改善しないようです。 この業界、以前の比較でカンガエルさんと欲しい銘柄ないですね、とか言っていた のですが、機械的な低PER分散投資でそれなりにリターンはあるんだな、と わかりました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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